~ゴム成形のための問題を解決して完成度の高い製品作りをめざす~
受講可能な形式
趣旨
ゴム製品の多くは圧縮成形金型で成形されますが、それにしては金型に関する情報は少ないです。またなぜか、その大切な金型についてゴム技術者は苦手意識をもっているようです。
ゴム金型作成をゴム金型屋に任せる前に、そのゴム製品形状がゴム金型を作る上で何か支障がないか、また成形工程の組み立て、成形コスト、成形品質の維持管理などに対して金型構造は問題がないのかを知るためには、ゴム金型構造の成り立ちとその基礎的な知識を知ることが望まれます。
ゴム金型構造を選択するための最適な方法はあるのか否かの答えを出すのは難しいですが、何に注意しなければならないかは指摘できます。
もし金型に不具合があったとき、何度も作り替えることができるのならば問題はありませんが、費用を考えればできないことであり、一度で完成度の高い金型を作る必要があります。
今回のセミナーで金型構造を選ぶ際のコツや勘所を習得し、効率的で完成度の高い製品開発に役立てていただけると幸です。
受講対象者:
◎成形加工や金型技術に携わる方
◎ゴム金型を学び直したい中堅社員
◎金型メーカーの技術者
◎ゴム成形に参入される異業種企業の技術担当
受講対象者
日時 | 2018年9月21日10:30~16:30 |
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講師 | 大坪一夫(ゴム技術コンサルタント) |
講師略歴 | |
受講料 | 45000円/1人(税別) |
会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
主催会社 | ゴムタイムス社 |
配布方法 | |
お申込み | このセミナーに申込む |
プログラム
1.ゴム金型構造の種類
2枚型、3枚型、喰い切り型、バリ規制型、押し込み型、注入型、インロー型などの図解。
2.ゴム金型構造選びの注意点
製品形状の良否、取り数と成形機の性能、製品の寸法精度とゴムの収縮性、ゴム材質特性、インサート金具の有無、キャビティ配置の仕方、オーバーフローの取り方、エアベントの有無、成形者の技能レベルと金型構造、金型材質、メッキの有無など。
3.バリ仕上げの方法
3-1.バリ仕上げ治工具の選択
3-2.金型の厚さと反りとバリの出方
4.質疑応答(事前に個別質問を受け付けます)
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。