ゴムの摩擦・摩耗
受講可能な形式
趣旨
受講対象者
日時 | 2017年2月23日10:10~16:50 |
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講師 | 工学院大学 西谷要介氏、元神奈川科学技術アカデミー 加納眞氏、国立研究開発法人 産業技術総合研究所 大園拓哉氏、横浜ゴム㈱ 網野直也氏、㈱日産アーク 荒木祥和氏 |
講師略歴 | |
受講料 | 会員21,600円(協賛学会含む)、学生会員 無料、会員外32,400円 |
会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
主催会社 | 日本ゴム協会 |
配布方法 | |
お申込み |
プログラム
10:15-10:20 開会のあいさつ 関東支部長 高田十志和
10:20-11:20 「高分子材料のトライボロジー概論」
ゴム・プラスチックをはじめとした高分子材料のトライボロジーについて解説する。特に高分子材料の摩擦や摩 耗の基礎を中心に、それらトライボロジー特性を制御するためのポイントについても説明する。
工学院大学 西谷要介氏
11:30-12:30 「自動車エンジン材料の摩擦・摩耗」
自動車エンジン用摺動材料は、耐摩耗性向上、低摩擦化の要求に伴い、鉄鋼、セラミックス、硬質コーティング、 ダイヤモンドライクカーボンと変遷してきた。その経緯を、実際の摩擦、摩耗の解析事例に基づき解説する。
元神奈川科学技術アカデミー 加納眞氏
13:20-14:20 「可変なシワによる摩擦機能の拡張」
摩擦等のトライボロジー特性を必要な時に可逆的に調節できる新しいシステムの実現を目指して、ゴム基材上に 作製されるシワ表面の構造可変性を利用した取り組みについて概説する。
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 大園拓哉氏
14:30-15:30 「ゴムの摩擦現象の可視化」
ゴムと突起を摩擦させたときに亀裂が発生する様子をX線イメージング法によって観察した結果について紹介する。亀裂の発生の仕方は、突起との接触状態によって変化した。
横浜ゴム㈱ 網野直也氏
15:40-16:40 「表面分析法(化学分析)を用いた高分子トライボロジー解析」
表面組成や化学状態を把握し、トライボロジー現象と関連づけることは摩擦摩耗特性を考察するうえで重要である。X線光電子分光法および飛行時間型二次イオン質量分析法の原理と高分子を対象とした事例を紹介する。
㈱日産アーク 荒木祥和氏
16:40-16:45 閉会のあいさつ 関東副支部長 斎藤拓
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
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