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エポキシ樹脂の○○化/機能性の向上 ~強靭化、耐疲労性の向上、耐熱性向上、高熱伝導性の改善へ~

ゴムタイムス社

受講可能な形式

趣旨

★ さらなる高い機能化を目指して、高強度/耐熱化/高熱伝導化にするには?
★ さまざまな用途で使用されるエポキシ樹脂。機能性向上へのヒントとは!?

受講対象者

日時 2016年1月15日10:30~16:30
講師 兵庫県立大学 大学院工学研究科 教授 岸 肇、 横浜国立大学 リスク共生社会創造センター 客員教授 高橋 昭雄、 香川大学 工学部 材料創造工学科 准教授 楠瀬 尚史
講師略歴
受講料 54,000円 ( S&T会員受講料 51,300円 ) 定価:本体50,000円+税4,000円 会員:本体47,500円+税3,800円
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 サイエンス&テクノロジー<S&T>
配布方法
お申込み

プログラム

第1部:エポキシ樹脂の強靭化と耐疲労性 ~強靭=高耐疲労性ではない!~

2.プラスチックの破壊力学概論
 2.1 線形破壊力学
 2.2 応力拡大係数Kと破壊靱性評価

3.エポキシ強靭化機構と具体的手法
 3.1 エラストマー添加による強靭化とメカニズム
 3.2 熱可塑性樹脂添加による強靭化とメカニズム
 3.3 はく離接着強さとの関係
 3.4 最近のトピックス

4.強靭化エポキシ樹脂の疲労特性
 4.1 疲労解析への破壊力学の適用
 4.2 強靭化手法ごとの耐疲労性の相違点、留意点
  (エラストマー添加、熱可塑性樹脂添加)

5.おわりに

 

第2部:エポキシ樹脂における耐熱性設計とその向上策

1.エレクトロニクス製品の技術動向とエポキシ樹脂への要求
 1.1 半導体パッケージと実装材料の技術動向
 1.2 カーエレクトロニクスの動向と実装材料

2.エポキシ樹脂の耐熱性
 2.1 物理的耐熱性と化学的耐熱性及びその評価方法
 2.2 高耐熱化と低熱膨張化の材料設計
 2.3 多官能エポキシ樹脂による高耐熱化と課題

3.多環芳香族系エポキシ樹脂
 3.1 分子構造とスタッキング効果
 3.2 硬化剤、硬化条件による熱膨張率への影響と効果
 3.3 充填剤添加による熱膨張率低減と熱伝導率向上
 3.4 長期耐熱性の評価

4.エポキシ樹脂変性ベンゾオキサジン樹脂
 4.1 ベンゾオキサジン樹脂の化学構造と反応
 4.2 エポキシ樹脂とベンゾオキサジンの反応
 4.3 エポキシ変性ベンゾオキサジン樹脂の耐熱性

5.エポキシ樹脂変性シアネートエステル樹脂
 5.1 シアネートエステル樹脂の化学構造と反応
 5.2 エポキシ樹脂変性シアネートエステル樹脂の力学物性と耐熱性

 

第3部:フィラー添加によるエポキシ樹脂の熱伝導性の改善

1.セラミックス
 1.1 セラミックスの位置づけ
 1.2 セラミックスと熱伝導度

2.高熱伝導非酸化物セラミックス
 2.1 窒化アルミニウム(AlN)
 2.2 窒化ケイ素(Si3N4)
 2.3 窒化ホウ素(BN)

3.高熱伝導ハイブリッド材料
 3.1 BN凝集体添加エポキシハイブリッド材料の熱伝導度
 3.2 ホウ素源としてBを用いたBNフィラーの合成とハイブリッド材料の熱伝導度
 3.3 ホウ素源としてB4Cを用いたBNフィラーの合成とハイブリッド材料の熱伝導度

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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