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ゴムの配合設計と混練技術の勘所・加工工程技術のトラブル対策まで

~ゴム材料の基礎、ゴム配合設計、各種配合剤の種類と特徴、ゴムの加工技術、混合技術、各工程の評価方法、ゴム加工工程でのトラブル対策まで~

ゴムタイムス社

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趣旨

 ゴム製品は、いくつもの複雑な工程を経て製造されますが、工程ごとに固有の問題が数多く存在しており、中でもゴムの加工に関する問題はゴム製品の生産性に直結するため、技術的な関心が高いだけでなく、経営にとっても重要な課題となっています。

 ゴムの加工性を改善するアプローチとしては、加工条件や設備仕様の変更、あるいはゴム配合仕様の見直しを図るのが一般的です。

 本セミナーでは、ゴムの本質を理解し、ゴム混練をはじめとしたゴム加工のメカニズムの理解を通して、加工工程が抱える課題や適切な加工条件を実現する手法など、配合技術、加工技術の基礎から応用、実用的な技術、トラブル対応までを具体的に解説いたします。

受講対象者

◎ゴム製品の研究・開発・材料設計・生産技術・品質管理に携わっている技術者、企画・営業職
◎ゴム加工機械の設計・開発に関わる技術者、企画・営業職

日時 2024年10月3日10:30~16:30
講師 村木 孝夫(村木技術士事務所所長、横浜中小企業技術相談事業技術アドバイザー、技術士(環境部門))
講師略歴

1976年横浜ゴム入社以来、ゴム材料・配合技術・加工技術開発に従事した後6年間工場にてゴム生産技術全般(混合・圧延・押出・加硫)に従事。

1998年以降は省エネ配合技術を搭載したゴム製品開発や架橋ゴムリサイクル実用化業務に従事。

2014年退職後技術コンサルタントとして開業。

受講料 45000円/1人(税別)
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 ゴムタイムス社
配布方法 PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。
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プログラム

1.ゴム材料とは
1-1.ゴムについて
1-2.高分子材料とゴムの関係
1-3.ゴムとして使える高分子材料
1-4.ゴムが伸びる理由
1-5.ゴムとプラスチックの関係

2.ゴム材料の特性について
2-1.ゴム材料の基礎
2-2.ゴム材料の特性
・機械的性質(材料条件。使用条件、環境による影響)
・粘弾性的性質(応力緩和、クリープ、動的粘弾性)
・疲労特性(環境劣化、屈曲疲労、熱的劣化)

3.ゴム配合設計
3-1.原料ゴム(ポリマー)
3-2.ゴム補強材
3-3.ゴム架橋剤
3-4.各種配合剤の種類と特徴
・加硫助剤、樹脂、オイル、老化防止剤など

4.ゴムの加工技術(加工設備、管理項目含む)
4-1.混合技術
(1)混合設備
(2)ゴム練り機構
(3)分散/分配のメカニズム
4-2.混練り特性
4-3.混練品の評価方法
4-4.混合工程での不具合と対策
4-5.加工機の種類と特徴
4-6.圧延・押出工程の技術的内容
4-7.加硫工程(加硫技術、金型技術)
4-8.各工程の評価方法(~充填剤の分散状態、加硫度など)
4-9.未加硫ゴム物性とゴム加工性の関連について

5.ゴム加工工程でのトラブル対策について(不良低減)
5-1.練り工程
5-2.圧延~押出工程
5-3.加硫工程
5-4.材料技術から見た加工工程における課題抽出と品質改善

6.ニーズに応える材料作り
6-1 ニーズに応える材料つくりとは
 (使用環境の理解、生ゴムの選択、物性は加工法で大きく変化)
6-2.強いゴムを作る方法
 (破断のメカニズム、充填剤配合の影響、ゴムと配合剤の相互作用)
6-3 ゴムの硬さを調整する方法
 (架橋操作、充填剤)
6-4.ゴム材料の伸びと架橋密度の関係
6-5.耐摩耗性を向上させるには
6-6.耐候性を向上させるには
(オゾンによる影響、老化防止剤の効果、オゾン劣化防止剤、メカニズム)
6-7.耐疲労性を向上する方法
 (加硫方法の違いによる比較)
6-8.使用温度に対応できるゴム材料を作る方法
 (ゴムの化学構造、架橋形態、ガラス転移温度など考慮)

7.質疑応答

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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