~タイヤの基礎知識、FEMのためのモデル化、タイヤシミュレーションの種類、ゴム材料のシミュレーション~
受講可能な形式
趣旨
製品開発を効率よく進めるためにはCAEの活用が重要となります。また実験等で直接観測できない現象についても、CAEから得られる情報を可視化することによりメカニズムの解明をすることもできます。
タイヤは様々な材料・部材から構成されているとともに、求められる性能も多岐にわたるため、タイヤの設計・研究開発おいてもCAEが利用されています。タイヤの性能を予測するためには、FEM(有限要素法)によるシミュレーションを用いることが一般的です。しかしながらタイヤのFEMシミュレーションを実施するにあたって、材料の定義方法や要素の選び方、条件設定等、適切なモデル化が必要になります。特にタイヤの特性に大きな影響を与えるゴムの特性を表現するための材料構成則やそのパラメータの決め方は重要になります。本セミナーでは、タイヤのFEMシミュレーションに必要なゴムの材料パラメータの決め方をはじめ、シミュレーションの具体的な実施方法を解説いたします。
受講対象者
タイヤのFEMシミュレーションを始めようとしている方、ゴム材料(粘弾性材料)を含む製品のシミュレーションを始めようとしている方。
日時 | 2025年4月22日13:30~16:30 |
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アーカイブ視聴 | 2025年4月29日~2025年5月13日 |
講師 | 児玉勇司 (横浜ゴム株式会社 研究先行開発本部) |
講師略歴 | 1999年3月 東洋大学大学院工学研究科機械工学専攻博士後期課程 修了 |
受講料 | 45,000円/1名(税別) |
会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
主催会社 | ゴムタイムス社 |
配布方法 | PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。 |
お申込み | このセミナーに申込む |
注意事項 |
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プログラム
1. タイヤの基礎知識
1-1 タイヤの4大機能
1-2 タイヤに求められる性能
1-3 タイヤの構造
2. FEMのためのモデル化
2-1 FEM(有限要素法)について
2-2 汎用FEMソフトウェア
2-3 節点・要素・材料・条件について
2-4 材料特性(超弾性)
2-5 材料特性(粘弾性)
2-6 摩擦特性
3. タイヤシミュレーションの種類
3-1 解析可能なタイヤ特性
3-2 静解析・動的解析の使い分け
4. ゴム材料のシミュレーション
4-1 コンパウンドミクロシミュレーション
4-2 摩擦のミクロシミュレーション
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。