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ゴム材料の基礎と環境劣化メカニズム・トラブル対応事例

ゴムタイムス社

受講可能な形式

趣旨

ゴム材料(原料ゴム・配合剤)のしくみ、特徴、耐環境劣化とそれを生かした製品(材料)開発についてトラブル事例・対策も含めた理解が深まります。さらに、最近のゴム表面処理の技術内容もわかります

受講対象者

日時 2015年5月14日07:00~07:00
講師 記載なし
講師略歴
受講料 一般(1名) : 48,600円 (税込み) 同時複数申し込みの場合(1名) : 43,200円 (税込み)
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 日本テクノセンター
配布方法
お申込み

プログラム

1. ゴム材料について
  (1). ゴムってなんだろう
    a. ゴムとは(金属・プラスチックとの違いは)
    b. ゴムは何故伸びるの、そして縮んで元へ戻るの
    c. 架橋(加硫)とは
  (2). 原料ゴム(ポリマー)について
    a. 天然ゴム及び各種合成ゴムの特徴と使われ方
    b. 耐熱性・耐油性からみた各種ゴムの位置付けについて
  (3). 各種配合剤について
    a. 老化防止剤
    b. 補強剤・充填剤
    c. 可塑剤
    d. 架橋剤・架橋促進剤・架橋助剤
    e. 加工助剤

 

2. 各架橋方法とその特性及びその信頼性について

  ・ゴムの架橋(加硫)方法は、様々なものがあります。その架橋方法による特性の違い及び架橋工程での品質管理からみたポイント(最終的には製品の信頼性に係わる)について述べます。

 

3. 環境劣化のメカニズムとその対策について

  ・自動車・ガス・水(温水)分野についてゴム製品に及ぼすそれぞれの環境劣化メカニズムとその対策について、原料ゴム(ポリマー)と配合剤の両面から解説します、さらに各分野の要求性能(ゴムの環境劣化に強く影響する)の変遷と対応するゴム材料についても述べます。
  (1). 自動車分野
    a. 耐熱性
    b. 耐寒性
    c. 耐油性
    d. 耐オゾン性
  (2). ガス分野
    a. 耐ガス性
    b. 耐オゾン性 
  (3). 水(温水)分野
    a. 耐塩素水性
    b. 耐熱(水)性

 

4. ゴム材料開発でのトラブルとその対応事例

  (1). 自動車分野
    a. アルコール含有燃料(バイオエタノールを含む)による膨潤大現象
    b. バイオディーゼル燃料による硬化大現象
    c. ガソリン・潤滑油添加剤によるゴム材料への影響
  (2). ガス分野
    a. 高圧ガス(CNG、水素)によるゴム材料への影響
    b. ブルームと固着(粘着)
  (3). 水(温水)分野
    a. 塩素水接触によるゴム材料表面の黒粉現象
    b. フッ素ゴム材料の膨潤大現象

 

5. ゴムの応用事例

  (1). ゴム表面への各種処理(材料・方法)と実用例の紹介及び説明
  (2). ゴムブレンドによる改質事例を配合・物性をあげて説明

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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