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ゴム材料特性の基礎と環境劣化対策および部品・製品開発への適切な活用法・事例 〜個別相談付〜

〜 ゴムの基礎、適切な選定に活かすためのゴム材料特性、環境劣化とその対策・寿命予測、製品の活用事例 〜

ゴムタイムス社

受講可能な形式

趣旨

 ゴム材料は原料ゴム(ポリマー)に各種配合剤(架橋剤・架橋促進剤・補強剤・老化防止剤等)を混合し適性な架橋(加硫)が完了して耐性を有します。このいずれかが欠けても成り立ちません。
 まず、ゴムの基礎としてゴム弾性をやさしく解説し(ゴムってどんなものでしょうか)、ゴム材料で原料ゴム(ポリマー)と各種配合剤の特徴、使われ方を解説し、その歴史についても説明します。各種ゴム製品は、その使用に際して種々の環境劣化に対応すべく検討され対策が成されております。この各種環境(熱・低温・油・オゾン等)劣化のメカニズムとその対策について説明します。さらに、いくつかの環境(熱・シール性等)劣化に対する寿命予測方法についても解説を加えます。
 最後に、ゴム製品の応用例として、ゴムの表面処理、ゴム材料へのセンサー機能の付加そして燃料電池自動車の水素機器用シールゴム材料について実例をあげて説明します。

受講対象者

日時 2016年5月26日10:30~17:30
講師
講師略歴
受講料 48,600円 (税込み)
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 日本テクノセンター
配布方法
お申込み

プログラム

1. ゴムの基礎
  (1). ゴムとは(金属・プラスチックとの違い)
  (2). 伸縮の原理
  (3). 架橋(加硫)とは

 


2. ゴムの架橋の種類と特性および信頼性
  (1). 架橋の種類
  (2). 各架橋の特徴と留意点

 


3. ゴム材料の特性と選定のポイント
  (1). 天然ゴム及び各種合成ゴムの特徴と使われ方
  (2). 耐熱性・耐油性からみた各種ゴムの位置付けについて

 


4. ゴムを活用する際に必要な配合剤の知識
  (1). 老化防止剤
  (2). 補強剤・充填剤
  (3). 可塑剤
  (4). 架橋剤・架橋促進剤・架橋助剤
  (5). 加工助剤
  (6). 実用架橋ゴム配合の紹介

 


5. 環境劣化のメカニズムとその対策について
自動車・ガス・水(温水)分野についてゴム製品に及ぼすそれぞれの環境劣化メカニズムとその対策について、原料ゴム(ポリマー)と配合剤の両面から解説します、さらに各分野の要求性能(ゴムの環境劣化に強く影響する)の変遷と対応するゴム材料についても述べます。特に、自動車分野の耐油性では、最近の新燃料に対するゴム材料の対応を事例をあげて説明します。
  (1). 自動車分野
    a. 耐熱性
    b. 耐寒性
    c. 耐油性(各種耐燃料性含む)
    d. 耐オゾン性
  (2). ガス分野
    a. 耐ガス性
    b. 耐オゾン性
  (3). 水(温水)分野
    a. 耐塩素水性
    b. 耐高温水性

 


6. ゴム材料の環境劣化での寿命予測について
  (1). 耐熱寿命予測
  (2). シール性寿命予測

 


7. ゴムの応用事例
  (1). ゴム表面への処理による改質効果について
    a. フッ素処理
    b. シリコーン処理
  (2). センサー機能をもつゴム材料について
  (3). 燃料電池自動車の水素機器シールに用いられるゴム材料について

 


8. 個別相談(希望者)
  ・トラブル対策など

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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