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ゴム配合技術のポイントを学ぶ

~パーオキサイド加硫、CR加硫、アクリルゴムの加硫、キノイド加硫の配合処方を学ぶ~

ゴムタイムス社

受講可能な形式

趣旨

 本セミナーでは、多くのゴム関連分野で活用されている硫黄加硫、パーオキサイド加硫、CR加硫、アクリルゴムの加硫およびキノイド加硫の配合処方についてわかりやすく解説します。

 具体的には、①高い耐熱性加硫物が得られるジエンゴムの硫黄加硫、②NBR、HNBR、EPDMの特徴を活かした硫黄加硫、③EPDMパーオキサイド加硫時の加硫助剤とスコーチリターダーの活用法、④チオウレア類を用いたCR加硫、⑤活性塩素およびエポキシ基を加硫点としたアクリルゴムの加硫、⑥ブチルゴムのキノイド加硫について、加工安定性と高い耐熱老化性が得られる配合処方について、加硫作用機構にも触れながら具体的に紹介します。

 領域をこえて多種類のゴムの活用が求められる現在、主要加硫処方を学ぶことで、日々の配合研究はもとより応用研究の一助にもなると考えております。

 ゴムおよびゴム製品の製造・開発に携われている技術者はもとより、ゴムの特性を活かした配合処方を提供されている原料ゴムメーカーの配合技術者、幅広い知識で提案型営業を目指されている商社の方々など、ゴム製品にかかわる多くの方々に実務に直結した有益な情報を提供します。

【受講対象者】
・ゴムおよびゴム製品の開発・製造に携わっている技術者・管理職
・ゴムの特性を活かした配合処方を提供・提案されている配合技術者
・ゴムおよびゴム薬品を扱う商社の担当者・幹部

受講対象者

日時 2018年7月13日10:30~16:30
講師 太智重光(ゴム薬品コンサルタント(元、大内新興化学工業))
講師略歴
受講料 45000円/1人(税別)
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 ゴムタイムス社
配布方法
お申込み このセミナーに申込む

プログラム

1.硫黄加硫の配合処方-1:ジエンゴム
1)加硫挙動への影響因子
2)加硫物の耐熱老化性への影響因子
3)加硫方式と加硫物の特性
通常加硫、EV加硫、無硫黄加硫
4)各種サルファードナーによる無硫黄加硫物の耐熱老化性
5)異種架橋剤の併用による耐熱老化性の向上
6)加硫物の耐熱性と耐疲労劣化性の両立

2.硫黄加硫の配合処方-2:NBR、HNBR、EPDM
1)NBRの硫黄加硫
2)HNBRの硫黄加硫
3)EPDMの硫黄加硫

3.EPDMパーオキサイド加硫の配合処方
1パーオキサイド加硫概論
2.加硫密度向上の配合処方
3.加硫物の耐熱老化性向上の配合処方
4.耐スコーチ性の確保
5.老化防止剤による加硫阻害と選定

4.コロロプレンゴム(CR)の加硫の配合処方
1.クロロプレンゴム(CR)の化学構造と特性
2.EU、TMUを用いたCRの加硫
3.EUを用いたCR加硫の耐スコーチ性の確保

5.アクリルゴム(ACM)の加硫の配合処方
1.アクリルゴム(ACM)の化学構造と特性
2.活性塩素系ACMの加硫
3.エポキシ系ACMの加硫

6.ブチルゴム(IIR)のキノイド加硫の配合処方 
1.IIRの各種加硫方式の比較
2.各種ゴム薬品のキノイド加硫促進能
3.キノイド加硫の最適配合処方
4.老化防止剤による加硫阻害と選定 

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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