受講可能な形式
趣旨
実務において高分子材料のブリードアウト不良が発生した時に、どのように分析して原因を特定するのか。根本となる原因とたどりつき、解決策を考える道筋を、実例と原理に沿って分かりやすく説明します。
受講対象者
日時 | 2015年12月18日10:30~16:30 |
---|---|
講師 | (株)プライムポリマー 自動車材研究所 所長付 博士(理学) 小林 豊 |
講師略歴 | |
受講料 | 非会員: 49,980円(税込) 会員: 47,250円(税込) 学校関係者: 10,800円(税込) |
会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
主催会社 | R&D支援センター |
配布方法 | |
お申込み |
プログラム
1.ブリードアウト不良の現象と基本原理
1-1 ブリードアウト不良とは何か
1-2 ブリードアウト不良と類似した現象
(包装材から食品への添加剤の移行、フォギングなど)
1-3 ブリードアウト不良の感覚的な説明(高分子材料の特性、添加剤)
1-4 基本原理の科学的な説明(拡散、溶解度)
2.ブリードアウトと関係する添加剤
2-1 定性的な分析
2-2 定量的な分析
2-3 なぜ添加剤を使わなければならないのか(劣化防止、機能性の付与)
2-4 添加剤の拡散と溶解
3.ブリードアウトと成形加工
3-1 プラスチックの構造
3-2 成形加工による構造の変化
3-3 成形加工によるブリード性の変化
4.総合的な対策
4-1 製品の機能のために添加剤を使わなければならないとき
4-2 意図しないブリードアウトに対して
4-3 応用問題: 接触に伴う添加剤などの移行
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。