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ポリウレタンの基礎と その特性、評価および高機能化技術

ゴムタイムス社

受講可能な形式

趣旨

 ポリウレタンの基礎から最新の技術動向について、理解してもらうことを主旨とする。ポリウレタンの基礎では、特にポリオールおよびイソシアネートの種類と特徴について紹介した後、ポリウレタンの用途ならびに構造と物性について概説する。
 さらに、ポリウレタン特有の評価方法および測定事例について紹介する。最後に、ポリウレタンの高機能化手法と特許からみた技術動向について説明する。

受講対象者

日時 2015年10月21日10:30~16:30
講師 三井化学(株)合成化学品研究所 特殊ポリウレタン材料開発グループ グ ループリーダー 兼務 経営企画部 博士(工学) 山崎 聡
講師略歴
受講料 1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,640円       *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 情報機構
配布方法
お申込み

プログラム

第一部 ポリウレタンの基礎
1. ポリウレタンとは
 1-1 ポリウレタンの特徴
 1-2 他のポリマーとの相違

2. ポリウレタンの用途と分類
 2-1 ポリウレタンフォーム
 2-2 CASE(塗料・接着剤・シーラント・エラストマー)
 2-3 その他(メガネレンズ・弾性繊維他)

3. ポリウレタンの原料の種類と特徴
 3-1 イソシアネートの種類と用途
   (1) MDI
   (2) TDI
   (3) HDI
   (4) IPDI
   (5) H12MDI
   (6) 特殊イソシアネート(XDI・H6XDI・NDI・NBDI等)
  3-1-2 イソシアネートの製造方法
  3-1-3 イソシアネートの反応マップ
  3-1-4 イソシアネート誘導体
   (1) アロファネート・イソシアヌレート・ビュレット
   (2) ウレトジオン・カルボジイミド・ウレトイミン
   (3) ウレア・イミド・アミド他
 3-2 ポリオールの種類と用途
   (1) ポリエーテル類
   (2) ポリエステル類
   (3) ポリカーボート類
   (4) その他
  3-2-3 ポリオールの製造方法
  3-2-4 各種ポリオールのポリウレタンに与える物性
 3-3 その他の原料
   (1) 鎖延長剤・架橋剤
   (2) 添加剤
   (3) 触媒

第二部 ポリウレタンの特性と評価方法
4. ポリウレタンの構造と物性
 4-1 ポリウレタンの用途と構造
 4-2 ミクロ相分離構造とは
 4-3 ポリウレタンの合成方法と構造
   (1) ワンショット法
   (2) プレポリマー法
 4-4 ポリオールの分子量と官能基数の影響
 4-5 架橋剤の影響
 4-6 イソシアネートの構造とポリウレタン物性

5. ポリウレタンの評価方法
 5-1 機械物性
 5-2 熱的性質
 5-3 硬化挙動の理論
 5-4 硬化挙動の測定方法と事例
   (1) 軟質ポリウレタンフォーム
   (2) 硬質ポリウレタンフォーム
   (3) 接着剤・エラストマー
 5-5 硬化度(架橋密度)
   (1) 軟質ポリウレタンフォーム
   (2) エラストマー
 5-6 固体粘弾性
   (1) 軟質ポリウレタンフォーム
   (2) 硬質ポリウレタンフォーム
   (3) 接着剤
   (4) シーラント
   (5) エラストマー
 5-7 溶融粘弾性
   (1) 熱可塑性ポリウレタン   
 5-8 化学分析
   (1) FT-IR
   (2) 固体NMR

第三部 ポリウレタンの高機能化 
 6-1 強度
 6-2 耐熱性
 6-3 透明性
 6-4 黄変抑制
 6-5 接着性
 6-6 耐加水分解抑制
 6-7 振動吸収
 6-8 再生可能原料の活用
 6-9 特許からみた技術動向と新しい用途展開
 6-10 まとめ

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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