受講可能な形式
趣旨
高分子材料に印刷する、あるいは他の材料と接着する場合、接着力が弱い、あるいはムラがあって、品質保証ができない場合がある。このような場合、適当な表面処理を行うことによって、その目的を達成することができる。
ここでは表面処理の基本的な考え方とコロナ放電処理、プラズマ処理、火炎処理、大気圧プラズマ処理などの方法とそれによる接着力改善効果について具体例を示しながら解説する。
受講対象者
日時 | 2016年3月18日10:30~16:30 |
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講師 | 金沢工業大学名誉教授 工学博士 小川 俊夫 <専門>高分子の表面処理と接着 |
講師略歴 | |
受講料 | 非会員: 49,980円(税込) 会員: 47,250円(税込) 学校関係者: 10,800円(税込) |
会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
主催会社 | R&D支援センター |
配布方法 | |
お申込み |
プログラム
1.表面と接着とは?
1-1.接着の機構
1-1-1.分子間力
1-1-2.化学結合力
1-2.接着の条件とは?
1-3.接着力への影響因子
1-4.ぬれと接着とは?
1-5.官能基と接着力とは?
1-6.表面粗さと接着力とは?
2.表面処理法の基本的な考え方
2-1.コロナ処理とは?
2-2.低温プラズマ処理とは?
2-3.大気圧プラズマ処理とは?
2-4.火炎処理とは?
2-5.イトロ処理とは?
2-6.シランカップリング剤処理とは?
2-7.グラフト化とは?
2-8.新手法によるポリオレフィンの接着
3.表面処理状態の確認
3-1.ESCA (XPS) の原理
3-2.ESCAによる表面分析とは?
3-3.化学修飾法による発生官能基の定量
3-4.TOF-SIMSによる表面分析とは?
3-5.AFMによる表面粗さ測定
4.実例から表面処理、接着力改善を学ぶ!
4-1.ポリエチレンからのラミネートフィルム
4-2.ポリプロピレンへの塗料の接着性改善
4-3.ポリエチレンテレフタレート
4-4.芳香族ポリイミドと銅箔の接着
4-5.ポリアミド、他
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。