受講可能な形式
趣旨
固体NMR法の基礎と溶液NMR法との違い。実際の測定の注意点。
応用面としてポリマーアロイ、ブレンドの相溶性解析を中心にしたモルフォロジー解析。
緩和曲線の解析法など。
受講対象者
日時 | 2016年1月20日10:30~16:30 |
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講師 | 防衛大学校 応用化学群 応用化学科 教授 浅野 敦志 |
講師略歴 | |
受講料 | 非会員: 49,980円(税込) 会員: 47,250円(税込) 学校関係者: 10,800円(税込) |
会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
主催会社 | R&D支援センター |
配布方法 | |
お申込み |
プログラム
1.NMRの基礎(溶液)
1-1.化学シフトとスピン結合
1-2.FT法とパルス
1-3.緩和
2.固体高分解能NMR法の基礎と特徴
2-1.溶液NMR法との違い
2-2.MAS法とCP法
2-3.きちんと測定するための知識1 (チューニング)
2-4.きちんと測定するための知識2 (90°パルスの調整とMAS角調整)
2-5.きちんと測定するための知識3 (CPの調整)
2-6.きちんと測定するための知識4 (CPの長さとMASの速さ)
2-7.きちんと測定するための知識5 (化学シフト値と観測幅)
2-8.きちんと測定するための知識6 (温度校正)
2-9.緩和時間と1Hスピン拡散 (測定法と注意点)
2-10.CPMASとDPMAS
2-11.スペクトルならびに緩和曲線の解析法 (波形解析ならびに1Hスピン拡散)
3.ポリマーアロイ・ブレンド
3-1.相溶性解析
3-2.相溶性と相分離過程
3-3.相溶性と分子運動、熱安定性、相互作用
3-4.結晶相の構造変化と非晶相の吸湿効果:衝撃力との関連性
3-5.結晶多形
4.有機/無機複合体
4.1.常磁性緩和の利用
4.2.高分子/粘土鉱物複合体のモルフォロジー解析
4.3.結晶相の大きさと高分子の融解温度
5.ゴム・エポキシ樹脂
5-1.水溶性エポキシ樹脂の反応過程
5-2.1H MAS NMR解析
5-3.静止状態とMAS状態の13C NMR解析
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。