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国内外におけるGFRP並びにCFRPのリサイクル技術の最新動向

~複合材料の定義と分類、米国の各種FRPの市場、プラスチックリサイクル技術の分類、GFRPリサイクル技術の動向、CFRPリサイクル技術の動向~

ゴムタイムス社

受講可能な形式

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趣旨

 熱硬化性樹脂複合材料の代表的な製品としては、不飽和ポリエステル樹脂/ガラス繊維複合材料(GFRP: Glass Fiber Reinforced Plastics)、エポキシ樹脂/炭素繊維複合材料(CFRP: Carbon Fiber Reinforced Plastics)が挙げられる。CFRPに使用される炭素繊維(CF)は高価なため、最近はリサイクルされ始め、回収CFの用途探索も進んできた。

 一方、CFRP生産量の20倍以上生産されているGFRPについては、2000年頃から約20年間、セメントの原燃料化によるリサイクルしか実用化されていなかった。しかしながら、ここ数年でリサイクル技術は著しく進歩、GFRP製の風力発電用ブレードなどがリサイクルされるようになってきた。また、CFRPについてもリサイクル事業へ参入する企業が増え、様々な用途開発が行われている。本セミナーではGFRP並びにCFRPのリサイクル技術に関する最新動向を報告する。

受講対象者

◎GFRP、CFRPを扱われている方

◎GFRP、CFRPを今後扱う予定の方

◎高校程度の化学の知識をお持ちの方

日時 2025年9月18日10:30~16:30
アーカイブ視聴 2025年9月24日~2025年10月8日
講師 柴田勝司(溶解技術株式会社 代表取締役 博士(工学))
講師略歴

1980年 京都大学 工学部 合成化学科 卒業
1980年 日立化成工業(株) 入社
1981年~2014年 日立化成工業㈱の研究所に在籍
2014年 博士(工学)取得 熊本大学
2015年 日立化成(株)を定年退職
2016年 溶解技術(株)を設立
2019年4月 名古屋大学客員教授を兼任
2022年3月 名古屋大学客員教授を退任

受講料 45000円/1人(税別)
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 ゴムタイムス社
配布方法 PDFのテキストで配布 ※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。
お申込み このセミナーに申込む
注意事項 ※アーカイブ配信のみご希望される方は、「このセミナーに申込む」より【アーカイブ配信のみ】となっている方をお選びください。
※アーカイブ配信実施セミナーの場合、リアルタイム視聴でご受講される方は、無料で「アーカイブ配信」を閲覧できます。振り返り学習に活用ください。

プログラム

1. 緒言
 ・複合材料の定義と分類
 ・米国の各種FRPの市場
 ・バサルト繊維
 ・プラスチックリサイクル技術の分類

2. GFRPリサイクル技術の動向
 2.1 国内のGFRPリサイクル技術
  2.1.1 マテリアルリサイクル
  2.1.2 熱分解法
  2.1.3 加溶媒分解法
  2.1.4 超臨界流体法
  2.1.5 その他の回収技術
  2.1.6 再利用技術
 2.2 海外のGFRPリサイクル技術
  2.2.1 GFリサイクル
  2.2.2 マテリアルリサイクル
  2.2.3 熱分解法
  2.2.4 溶媒洗浄法
  2.2.5 加溶媒分解法
  2.2.6 超臨界流体法
  2.2.7 その他の回収技術
  2.2.8 易分解性樹脂
  2.2.9 再利用技術

3. CFRPリサイクル技術の動向
 3.1 国内のCFRPリサイクル技術
  3.1.1 マテリアルリサイクル
  3.1.2 熱分解法
  3.1.3 加溶媒分解法
  3.1.4 超臨界流体法
  3.1.5 その他の回収技術
  3.1.6 易分解性樹脂
  3.1.7 再利用技術
 3.2 海外のCFRPリサイクル技術
  3.2.1 CFリサイクル
  3.2.2 マテリアルリサイクル
  3.2.3 熱分解法
  3.2.4 溶媒洗浄法
  3.2.5 加溶媒分解法
  3.2.6 超臨界流体法
  3.2.7 その他の回収技術
  3.2.8 易分解性樹脂
  3.2.9 再利用技術

4. 結言
 4.1 結論
  4.1.1 GFRPリサイクル技術
  4.1.2 CFRPリサイクル技術
  4.2 今後の技術課題
  4.2.1 回収技術
  4.2.2 加工技術
  4.2.3 再利用技術

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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