受講可能な形式
趣旨
フッ素化合物の無害化、固定化、リサイクル技術に関して体系的にまとめそれを解説する。特に新しい技術を開発するために役立つと考えられる基本的技術の整理に留意した。
特許を中心に、最近のフッ素化合物の無害化、固定化、リサイクル技術を紹介しながら、今後の方向性などを予測する。
■この講座を受講して習得できること(一例):
◎新しいフッ素化合物の無害化、固定化、リサイクル技術の開発に必要な基礎知識の取得。
◎フッ素化合物の無害化、固定化、リサイクル技術に関する最近の技術および動向の確認。
◎最近のフッ素規制の動向。
◎現状の課題などの解決に向けたヒント。
受講対象者
日時 | 2015年12月11日10:30~16:30 |
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講師 | 技術コンサルタント 工学博士 百田 邦尭 |
講師略歴 | |
受講料 | [東京・大井町]きゅりあん5階第3講習室 |
会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
主催会社 | 情報機構 |
配布方法 | |
お申込み |
プログラム
1 フッ素規制とフッ素資源の動向
1-1 最近のフッ素関連規制
-----水質汚濁防止法の一部改正、フロン排出抑制法、ほう素ふっ素硝酸性窒素に係る暫定基準値
1-2 フッ素資源の動向
-----蛍石、無水フッ化水素、R-22 貿易統計、米国地質学研究所、その他
2 フッ素固定化・再資源化の基礎技術
2-1 はじめに
2-2 固定化
2-2-1 難溶性塩で固定化
2-2-2 吸着/塩交換
2-2-3 分解処理
2-3 再資源化
2-3-1 回収蛍石
2-3-2 HF/酸回収
2-2-3 有用なフッ素化合物として回収
2-2-4 特殊な技術
3 最近のフッ素固定化・再資源化(2008~)
3-1 最近の固定化技術
3-1-1 沈殿/共沈
3-1-2 吸着/捕捉
3-1-3 スラグなどの溶出防止
3-1-4 アスベストの無害化処理
3-1-5 含フッ素有機化合物の処理
3-2 最近の再資源化技術
3-2-1 概要
3-2-2 回収蛍石
3-2-3 HF/酸回収
3-2-4 ケイフッ酸含有廃水処理
3-2-5 BF4-/BF3含有廃水処理
3-2-6 リン含有フッ素廃水処理
3-2-7 NH4+含有フッ素排水処理
3-2-8 フッ硝酸
4 今後の展望
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。