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東海支部2017年度アドバンストセミナー「高分子系自己修復材料の最前線」

ゴムタイムス社

受講可能な形式

趣旨

近年、自己修復材料をテーマとした講演会が数多く企画されています。自己修復材料は、製品や設備の耐久性の向上、及び、メンテナンスの簡素化を実現する材料として期待されております。
機能材料としての自己修復材料の潜在的な可能性について紹介いただきます。

受講対象者

日時 2017年11月16日10:00~16:20
講師 ナトコ(株) 化成品事業部 情報端末チーム マネージャー 紙谷 徹 氏 東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 教授 大塚 英幸 氏 北陸先端科学技術大学 マテリアルサイエンス学系 教授 山口 政之 氏 工学院大学 先進工学部 応用化学科 教授 小林 元康 氏
講師略歴
受講料 会員・賛助会員:14,000円, シニア会員(65才以上の正会員):5,500円, 学生会員:無料,会員外:20,000円
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 日本ゴム協会
配布方法
お申込み

プログラム

開会のあいさつ

「自己修復型塗料の動向と課題」
傷への耐性の観点で自己修復材料の特性を説明、自己修復材料の商品化の現状、今後期待される展開について紹介する
ナトコ(株) 化成品事業部 情報端末チーム
マネージャー 紙谷 徹 氏

「動的共有結合化学を基盤とするメカノクロミック高分子の設計」
平衡系の共有結合である動的共有結合を高分子材料に導入することで、修復性や再加工性を付与することができる。本講演では、動的共有結合化学に基づいて、力学的な刺激により、特定の共有結合が可逆的に解離し色調変化を起こすメカノクロミック高分子について将来展望含め紹介する。
東京工業大学 物質理工学院 応用化学系
教授 大塚 英幸 氏

「分子運動を利用した自己修復性高分子の設計」
高分子鎖のセグメント運動に基づく自己修復性を紹介する。ゲル状物質に限らず、熱可塑性エラストマー、皮革のような弾性率を示す物質、さらには、結晶性高分子やガラス状高分子も工夫次第では自己修復性を示すことを紹介する。
北陸先端科学技術大学 マテリアルサイエンス学系
教授 山口 政之 氏

「生物の付着機構に学ぶ表面改質と異種材料接着への展開」
付着生物の接着機構を参考にした接着分子の設計や、表面グラフトを利用した異種材料接着の方法を紹介するとともに、今後の課題についても説明する。
工学院大学 先進工学部 応用化学科
教授 小林 元康 氏

閉会のあいさつ

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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