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樹脂材料の難燃化技術 ~難燃剤の基礎と難燃化のメカニズム~

ゴムタイムス社

受講可能な形式

趣旨

・難燃のメカニズムを測定検討結果をもとに説明する。例えば、臭素系難燃剤のGC-MS結果をもとに難燃剤のラジカルトラップ機構などを説明する。その他リン系難燃剤や無機系難燃剤についても難燃剤の種類別に説明する。
新しいところでは、ナノ難燃剤の難燃性や不燃化について説明する。

・材料における難燃性の評価方法、用途における難燃材料の評価方法を説明する。特にUL-94については、規格改正状況を含めて述べる。
また、難燃剤にまつわる法規制動向について述べる。その他、難燃材料の関するTOPICSを述べる。

・難燃材料のみらいを示す

受講対象者

日時 2016年2月19日10:30~16:30
講師 京都工芸繊維大学 伝統みらい教育研究センター 特任教授 Ph.D 大越 雅之
講師略歴
受講料 1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,640円       *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 情報機構
配布方法
お申込み

プログラム

1.はじめに
 1-1 難燃材料とは
 1-2 難燃機構と技術概要

2.樹脂材料の難燃試験
 2-1 UL-94(5V改正状況)
 2-2 限界酸素指数
 2-3 コーンカロリメータ
 2-4 新UL試験の実施例
 2-5 その他の試験方法(発煙量、電線ケーブル試験、車両試験等)

3.難燃性の定量化

4.難燃樹脂の法的規制動向
 4-1 Rohs 
 4-2 WEEE 
 4-3 Rearch 
 4-4 EPEAT  
 4-5 その他の規制

5.臭素系難燃剤難燃機構の考察
 5-1 熱分解とそのタイミング
 5-2 分解物とその作用
 5-3 ラジカルトラップとチャー形成における考察

6.リン系難燃剤難燃機構の考察
 6-1 ベース樹脂の性質
 6-2 リン系難燃剤の分解とその難燃性
 6-3 リン系難燃剤の注意点

7.ナノ系難燃剤難燃機構の考察
 7-1 ナノ系難燃剤の概念
 7-2 その実例と難燃性

8.不燃化の考察
 8-1 難燃樹脂の不燃性
 8-2 液体不燃化に関する考察(電池材料)

9.繊維の難燃化について
  評価方法、難燃化の実際とその手法

10.特許動向調査
  2012、13年度の難燃樹脂、難燃剤技術動向調査、注目特許について

11.みらいの難燃材料について
  世界状況からみらいを鑑みた提案

<質疑応答>

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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