受講可能な形式
趣旨
高分子製品は日常生活に欠かせない生活資材となっており、幅広い分野で使用されている。用途により高度な性能や機能が要求され、単一のポリマーだけでは対応できないため複数のポリマーを使用、あるいはポリマーと他の材料を加えた複合化で解決させる場合が多々ある。本セミナーでは過去に研究開発されて上市されている高分子製品の実際例を取り挙げ、それらがどういう考えに基づいてどのように製品になったかを紹介する。技術のポイントや開発経緯などが理解でき、今後の研究開発に参考になるものと思われる。
受講対象者
日時 | 2016年3月8日10:30~16:30 |
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講師 | 龍谷大学 Ryukoku Extension Center(REC) 顧問 工学博士 石原 英昭 (日本繊維機械学会フェロー、高分子学会フェロー) |
講師略歴 | |
受講料 | 非会員: 49,980円(税込) 会員: 47,250円(税込) 学校関係者: 10,800円(税込) |
会場 | WEBセミナー(ZOOM) |
主催会社 | R&D支援センター |
配布方法 | |
お申込み |
プログラム
1.はじめに
2.高分子の複合化とは
2-1 複合化の種類と方法
2-2 複合化に用いるポリマーの種類
2-3 複合化を理解するための高分子構造の基礎
2-4 複合化を理解するための高分子物性
2-5 複合化を理解するためのレオロジーの基礎
3.合成繊維に見られる複合化とその技術ポイント
3-1 複合紡糸系と繊維の機能化
3-2 高物性繊維の設計と複合材料
3-3 マルチブロック共重合体による機能化
3-4 その他
4.フィルムに見られる複合化とその技術ポイント
4-1 熱収縮フィルムの特性と構造
4-2 PET系合成紙の設計思想と技術ポイント
4-3 易カット性フィルムの設計
4-4 表面改質の複合化技術
4-4-1 コーテイング技術による機能化
4-4-2 共押し出し法による機能化
4-4-3 無機蒸着による複合化
4-5 その他
5.エンプラに見られる複合化とその技術ポイント
5-1 PBT/エラストマー系の複合化と構造論的知見
5-2 PETを基材にしたブレンド系
5-3 その他
6.おわりに
7.質疑応答、個別相談
注意事項
セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。
Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。