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<基本知識から応用展開まで> 『粘着剤』の活用入門 -粘着・剥離のメカニズム、評価・分析、設計手法-

ゴムタイムス社

受講可能な形式

趣旨

 近年、粘着製品は“貼る”だけの機能ではなく「貼って剥がす」「貼って硬化(固める)させる」等、特殊な機能を有する製品が開発されています。
 本講演では化学構造から用途まで、粘着剤の基本材料の紹介と設計および加工条件、さらに特殊な機能性粘着製品設計について紹介します。また、機能性粘着製品に多く用いられているアクリル系粘着剤を例に、化学構造を核磁気共鳴装置(NMR)等を用いて紹介すると共に、
ラマン分光、原子間力顕微鏡、を用いて反応性や表面状態を解析したデータを紹介します。
■参加して得られる知識:
 粘着・接着の基礎原理と応用開発に役立つ知識。

受講対象者

日時 2016年2月8日12:30~16:00
講師 リンテック(株)  研究企画部 技術調査室 主幹  杉崎俊夫
講師略歴
受講料 1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,240円       *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 情報機構
配布方法
お申込み

プログラム

1 粘着剤の基礎知識
1-1 粘着・接着の基礎原理
   -接着剤と粘着剤
   -ラベルと(両面)テープ
1-2 粘着剤の種類と分類
1-3 アクリル系粘着剤

   - 架橋剤の反応性
   - 粘着付与樹脂および添加剤 
1-3 アクリル系粘着剤の物理物性
   - 分子量と粘着力
   - 粘着剤厚みと粘着力
1-4 塗工装置
   - 装置
   - 塗布方法
1-5 粘着物性の評価
   - 粘着力
   - タック
   - 保持力

2 粘着剤の応用知識
2-1 粘着剤の分析
   - NMRによる構造解析
   - NMRによる架橋剤の反応性
   - ラマン分光による移行性解析
   - 原子間力顕微鏡による表面解析
   - TEMによる分散状態
2-2 特殊粘着剤の紹介と設計
   - 半導体用粘着製品
   - エレクトロニクス用(光学)粘着製品

<質疑応答/個別相談>

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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