ゴム・樹脂専門の技術ポータルサイト「ポリマーTECH」

Excel実習で学ぶ 押出ダイ内の樹脂流動解析入門

ゴムタイムス社

受講可能な形式

趣旨

樹脂流動の基礎理論を勉強したい、比較的単純な押出ダイ内流路での樹脂の流れを簡単に計算したい 材料物性の違いが流動場に及ぼす影響を見たい といった要望が、製品設計者、成形技術者、解析技術者から上がっている。
本講座では、それらのニーズに対応するため、パソコン(エクセル)を使った非ニュートン樹脂流動解析(押出ダイ内の流動解析中心)を実習体験していただきながら、樹脂流動解析の基本を学習していただく。

受講対象者

日時 2016年1月19日12:30~16:30
講師 前(株)HASL 取締役 技術士(情報工学部門) 吉川 秀雄
講師略歴
受講料 43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 ) 定価:本体40,000円+税3,200円 会員:本体38,000円+税3,040円
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 サイエンス&テクノロジー<S&T>
配布方法
お申込み

プログラム

1.材料物性のモデル化
 1.1 流体の分類とプラスチック
 1.2 指数則流体モデルのパラメータ推定
  ○等温指数則粘度モデル ○非等温指数則粘度モデル ○エクセル実習
 1.3 カローモデルパラメータ推定
 1.4 クロスモデルパラメータ推定

2.単純形状流路内の樹脂流動計算
 2.1 樹脂流動解析の基礎
  ○ナビエストークス流れ ○Hele Shaw流れ 
 2.2 平行平板内の流れ
  ○ニュートン流体 ○非ニュートン流体 ○せん断発熱 ○エクセル実習
 2.3 円管内の流れ
  ○ニュートン流体 ○非ニュートン流体 ○せん断発熱 ○エクセル実習
 2.4 二重管内の流れ
 2.5 任意断面形状平行管内の流れ
 2.6 矩形断面管内の流れ
 ○差分法による反復解法  ○エクセル実習

3.フラット押出ダイ内の流れ
 3.1 コートハンガーダイ内の指数則流体解析
  ○マニフォールド・プリランドのモデル化 ○ダイリップ流速分布
  ○滞留時間 ○エクセル実習 ○市販の簡略ソフト
 3.2 最適コートハンガーダイの設計
  ○ダイリップ流量を均一化させるダイ設計 ○指数則流体のn値の影響 ○滞留時間 ○エクセル実習

4.多層押出ダイ内流動解析
 4.1 多層押出に特有な流れ現象
  ○層厚 ○界面不安定性 ○渦 ○包み込み現象
 4.2 ニュートン流体二層流計算
 4.3 指数則流体二層流計算
  ○各層の流速分布式 ○エクセル実習
 4.4 指数則流体多層流計算
  ○各層の流速分布式 ○エクセル実習 ○市販の解析ソフト

5.まとめ

  □質疑応答□

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

関連キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー