ゴムタイムス社 ポリマーテック21号 エンプラの最新動向を追う エンジニアリングプラスチックにおけるサステナビ… 2024年5月9日 18時 *この記事はゴム・プラスチックの技術専門季刊誌「ポリマーTECH」に掲載されました。 *記事で使用している図・表はPDFで確認できます。 特集1 エンプラの最新動向を追う エンジニアリングプラスチックにおけるサステナビリティの取り組み 旭化成㈱ 竹山英伸 1. はじめに 2023年11月にドバイで開催されたCOP28で脱炭……
ゴムタイムス社 エンプラ特集 需要好調でフル生産続く 5Gや車載用で製品開発競う 2021年11月29日 9時 エンジニアリングプラスチック(エンプラ)に明確な定義はないものの、熱可塑性樹脂の中でも耐熱性(100℃以上)を有し、機械的強度が高いプラスチックを指す。エンプラは、汎用エンプラとスーパーエンプラに大別され、汎用エンプラはポリアミド(PA)やポリアセタール(POM)、ポリブチレンテレフタレート(……
ゴムタイムス社 特集 樹脂添加剤・フィラー活用法 エンジニアリングプラスチックの摺動改質用添加剤「変性LUBMER®」 2021年3月9日 18時 *この記事はゴム・プラスチックの技術専門季刊誌「ポリマーTECH」に掲載されました。 *記事で使用している図・表はPDFで確認できます。 特集1 多様な要求に対応する樹脂添加剤・フィラー活用法 エンジニアリングプラスチックの摺動改質用添加剤「変性LUBMER®」 三井化学㈱ 山田孝裕 はじめに 超高分子量ポリエチレ……
ゴムタイムス社 ポリメチルペンテン(PMP)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ) 2020年7月19日 7時 【開発経緯概略】ポリメチルペンテンは、4-メチルペンテン-1をチーグラー触媒で重合したものであり、立体規則性の優れた結晶性ポリマーである。イギリスのICIが開発し、全事業を三井石油化学(現在の三井化学)に売却したので、現在同社が世界唯一の製造販売会社である。この樹脂は、嵩高い側鎖を持つため結晶部と非晶部……
ゴムタイムス社 ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ) 2020年7月18日 7時 【開発経緯概略】ケトン系樹脂は、カルボニル基とエーテル基が連結した芳香族系ポリマーである。ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)は、イギリスのICI社で1980年代に開発された。PEEKは、ジハロゲノベンゾフェノンとハイドロキノンとの重縮合系のポリマーである。 【性質、加工、その特徴】① ガラス転移温度143℃、融点33……
ゴムタイムス社 ポリフェニレンサルファイド(PPS)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ) 2020年7月17日 7時 【開発経緯概略】パラジクロルベンゼンと硫化アルカリを高温・高圧下で反応させて得られる耐熱性の非常に優れた結晶性スーパーエンプラである。PPSの商業生産を開始した会社はアメリカのフィリップス石油社で、1973年である。重合方法により、架橋タイプ、半架橋タイプ、直鎖タイプに分けられる。 【性質、加工、その特徴……
ゴムタイムス社 フッ素樹脂(FR)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ) 2020年7月16日 7時 【開発経緯概略】分子内にフッ素を含む樹脂で、上市されている主なものは8種類である。世界で最初にフッ素樹脂を市販したのはアメリカのデュポン社で1947年のことである。フッ素樹脂は、炭素骨格とフッ素と微量の酸素からなるパーフルオロ樹脂とフッ素と水素または塩素からなる部分フッ素樹脂に分けられる。共通した特徴……
ゴムタイムス社 ポリブチレンテレフタレート(PBT)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ) 2020年7月15日 7時 【開発経緯概略】ポリブチレンテレフタレート(PBT)はジメチルテレフタレートまたはテレフタル酸と1,4-ブチレングリコールとの重縮合により得られる熱可塑性の飽和ポリエステルである。PBTは、1970年代初頭にアメリカのセラニーズ社が工業化し、主に強化グレードで市場開発が進んできた汎用エンプラである。汎用エンプラ……
ゴムタイムス社 変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ) 2020年7月15日 7時 【開発経緯概略】変性ポリフェニレンエーテルは、主に耐熱性、力学的性質、電気的性質の優れた非晶性のPPEに成形性が良好なスチレン系樹脂などをブレンドして製造される。変性PPEは1960年代にアメリカのGE社で発明された。PPEとPSは、任意の比率で完全相溶するため、ブレンド比により耐熱性の幅広いグレードが生産可能で……
ゴムタイムス社 ポリアセタール(POM:ポリオキシメチレン)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ) 2020年7月14日 7時 【開発経緯概略】ポリアセタールには、ホルムアルデヒドのみで主鎖が構成されているホモポリマーと少量のコモノマーを共重合したコポリマーがある。POMは1960年代前半にホモポリマーがアメリカのデュポン社、コポリマーをセラニーズ社が上市した。 【性質、加工、その特徴】① 結晶化度が75~85%と高い結晶性プラスチック……
ゴムタイムス社 ポリアミド(PA:ナイロン)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ) 2020年7月13日 7時 【開発経緯概略】ポリアミド(PA)は別名ナイロンともいわれ、アミド結合(CONH)の繰返し単位が主鎖を構成する結晶性の線状高分子である。PAはその原料から次の2種類に分類される。・PAn(ナイロンn、nナイロン)・PAnm(ナイロンnm、nmナイロン)世界で初めて開発されたナイロン66は、1930年代にアメリカのデュポン社で……
ゴムタイムス社 ポリカーボネート(PC)|エンジニアリングプラスチック(エンプラ) 2020年7月12日 7時 【開発経緯概略】ポリカーボネート(PC)は、一般に二価のヒドロキシ化合物と炭酸との縮合によってつくられたポリエステルの一種である。PCは、1950年代後半にドイツのバイヤー社が発明した。工業的に生産されているものは、ビスフェノールAタイプの非晶性の芳香族ポリカーボネートである。 【性質、加工、その特徴】① プ……
ゴムタイムス社 DIC 子会社工場で爆発事故 1人死亡、1人負傷 2018年9月7日 10時 DICは9月6日、エンジニアリングプラスチックの製造を行う子会社であるDIC・EPの鹿島工場において爆発事故が発生したと発表した。 発表によると、6日午後1時50分ごろ、茨城県神栖市にある同工場のエンジニアリングプラスチック製造現場で、屋外タンクでの溶接作業中に火花が内部ガスに着火して爆発し、作……
ゴムタイムス社 東レ 部分バイオPBTの重合に成功 2013年4月26日 11時 東レは25日、再生可能化学品プロセス技術のリーディング企業であるGenomatica社(ジェノマティカ)と共同で、Genomatica社のバイオプロセス技術によって製造された1,4―ブタンジオール(バイオBDO)を用いた部分バイオマス原料由来ポリブチレンテレフタレート(部分バイオPBT)のベンチレ……
ゴムタイムス社 クレハ 中国でフッ化ビニリデン樹脂新工場建設 2012年6月15日 9時 ㈱クレハは6月8日、中国におけるフッ化ビニリデン樹脂製造会社である呉羽(常熟)氟材料有限公司の新工場建設に着手したと発表した。
ゴムタイムス社 ファインケミカル商社 トップインタビュー 東京材料 2011年11月21日 9時 新3ヵ年計画がスタート アジア事業拡大、新商材発掘 業界トップシェアを誇るゴム・ケミカルズの専門商社 東京材料。インド現地法人を加えた世界8カ国11拠点を有し、グローバル展開を加速させている。柿沼秀一社長に新3ヵ年計画の進捗状況、今後の経営課題を聞いた。