ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 旭カーボン 高品質で顧客価値を実現 次世代カーの要求にも対応 2020年6月8日 8時 ブリヂストングループの一員としてタイヤ用、自動車部品用およびカラー用カーボンブラックの開発・生産・販売を行う旭カーボン(新潟市東区、石井龍太郎社長)。19年度は、売上は前年をやや上回ったが、製造原価や販管費などが響き増収減益となった。5月以降、世界経済減速の影響が日本にも及び、消費税増税の影響もあ……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 三菱ケミカル デジタル技術活用を推進 トレッド向け製品群強化 2020年6月8日 8時 三菱ケミカル(東京都千代田区、和賀昌之社長)のカーボンブラックは、三重と福岡の2工場で生産されており、年間10万tの生産能力を持つ。 19年度は、米中貿易摩擦や新型コロナウイルスの影響で販売が前年をやや下回った。 ゴム用途は、19年度前半はタイヤ生産が好調だったが、後半から減速傾向となり、新型コロナ……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 東海カーボン 米拠点とのシナジー創出へ 技術交流で生産性向上図る 2020年6月8日 8時 東海カーボン(東京都港区、長坂一社長)の19年12月期のカーボンブラック事業は、米国の新拠点であるTOKAI CARBON CBが初めて通年で業績に寄与し、売上が前年比32%増となった。地域別では、米国は大幅増、日本は前年並みだったが、その他の地域は自動車生産が世界的に減速した影響などを受け減収となっ……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 キャボットジャパン ニュー・ノーマルを模索 顧客の世界進出をサポート 2020年6月8日 8時 カーボンブラックのトップメーカーであるキャボットの一翼を担うキャボットジャパン(東京都港区、山梨展明社長)。19年のカーボンブラックの需要は、世界的な自動車生産の落ち込みと米中貿易摩擦によるダメージを受け、全世界では予想を下回る状況だったが、同社の19年のカーボンブラック事業は、日本の顧客を中心に需……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 特集概要 19年は出荷量2・1%減 中長期での需要増に期待 2020年6月8日 8時 ◆2019年の出荷動向 カーボンブラック協会がまとめた2019年のカーボンブラック品種別実績によると、生産量は全体で58万911tで前年比2・8%減、出荷量は58万1795tで同2・1%減となった。 出荷量の内訳は、ゴム用ファーネスが54万7752tで同1・7%減、非ゴム用その他は3万4043tで同……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 キャボットジャパン インドネシアで16万t能増へ 研究3拠点の連携を強化 2019年5月20日 13時 カーボンブラック世界1位のキャボット社の一翼を担うキャボットジャパン。足元の需要動向をグローバルに見ると、米国と日本は比較的安定しており、中国では、環境規制に対応できるメーカーに市場が絞られる中、同社は優位なポジションに位置し、安定的に生産と供給を行っている。 日本は、特に西日本の需要が堅調で……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 東海カーボン 国内外全拠点で販売増 カナダで9000t能増 2019年5月20日 11時 東海カーボンの18年のカーボンブラック事業は、中国製品の供給減少を背景にカーボンブラックの世界需要が生産量を上回る状況が続く中、良好な世界景気を反映し、日本、中国、タイ、米国、カナダの全拠点で販売量が前年を上回った。 地域別に見ると、日本、中国、タイが共に前年より好調に推移し、米国も堅調だった。……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 三菱ケミカル 安定供給強みにタイヤ向け好調 操業管理にAI導入検討へ 2019年5月20日 10時 グループ内で高品質の原料を安定的に調達できることを強みとする三菱ケミカルのカーボンブラックは、三重と福岡の国内2工場で生産されており、合わせて年間10万tの生産能力を有する。 18年度は、トータルで前年度を上回る売上を達成したが、中国の景況の影響を大きく受け、需要分野によって明暗が分かれる形となっ……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 旭カーボン 高品質な戦略品に注力 品質管理システムを刷新へ 2018年5月11日 11時 旭カーボン(新潟市東区)はブリヂストングループの一員として、タイヤ用・自動車部品用およびカラー用カーボンブラックの開発・生産・販売を行っている。前年度の業績や今後の経営方針等について、大橋牧夫社長に聞いた。 ―17年を振り返って。 昨年はカーボンブラックの需要、原材料市況ともに非常に引き締まった状……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 三菱ケミカル 高機能品に注力 原料一貫調達が強み 2018年5月11日 11時 スペシャリティー化を一段と推し進める三菱ケミカルのカーボンブラック事業。炭素部門炭素本部カーボンゴム事業部長の津田昌生氏に現況や事業戦略などを尋ねた。 ―事業内容について 三菱ケミカルのカーボンブラックは国内2工場(三重県四日市市と福岡県北九州市)で生産されており、生産能力は両工場合わせ約10万t……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 東海カーボン 国内外全拠点でフル生産 水性カーボンで新工場 2018年5月11日 11時 18年度を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画「T―2018」を進める東海カーボン(東京都港区、長坂一社長)。同社のカーボンブラック事業の足元の動向や今期の見通し等について、真先隆史カーボンブラック事業部長に聞いた。 ―足元の動向について。 17年は国内外の全拠点でフル生産となり、売上が前年比で約3割増……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 キャボットジャパン 「ONE CABOT」を推進 中国市場レクチャーが好評 2018年5月11日 11時 カーボンブラック世界1位のキャボット社の一翼を担うキャボットジャパン。昨年7月に社長に就任した山梨展明氏に現況や展望を尋ねた。 ―昨年の需要動向は 安定した需要があり、工場稼働率も比較的に高い1年だった。特に西日本の需要が旺盛だったという印象だ。 ―中国の状況は 中国政府の環境規制によって石炭系原……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 輸入品が減少傾向に 2018年5月11日 11時 カーボンブラック協会がまとめた2017年のカーボンブラック品種別実績によると、出荷量は57万3539tで前年同期比2・0%増となった。内訳は、ゴム用が53万5214tで同2・1%増、非ゴム用・その他は3万8365tで同0・6%増。また、生産量は全体で57万8906tで同横ばいとなった。 ゴム用の国内……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 キャボットジャパン 中国市場の動向をより注視 上海に技術開発拠点設立へ 2017年6月5日 8時 カーボンブラック世界1位のキャボット社の一翼を担うキャボットジャパン。山梨展明キャボット社日本事業統括取締役に現況や展望を尋ねた。 ―足元の需要動向は 自動車生産やタイヤ生産が回復し、一時の苦しい時代は抜けたと感じる。ただ、中国での石炭価格の不安定さや原料の調達など、厳しい状況が続いている。カー……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 東海カーボン アクアブラック出荷順調 原料油の安定的調達が課題 2017年6月5日 8時 東海カーボン(東京都港区、長坂一社長)の16年12月期カーボンブラック事業の業績を振り返ると、ユーザーの生産量が微減傾向にあったため、販売数量ベースでは微減となった。利益面では、原料油の調達価格が前半は下げ局面が続いたものの、中盤以降はタイト感が出て、調達価格の差損を改善できなかった。 「特に、中……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 旭カーボン 経営・意識改革が浸透 原料購買管理で利益率改善 2017年6月5日 7時 ブリヂストングループの一員としてタイヤ用のほかウェザーストリップやワイパーブレード、防振ゴムなど自動車部品を主とした工業用品向けカーボンブラックの開発、生産販売を行う旭カーボン(新潟市東区)。前年度業績や今後の経営方針等について、大橋牧夫社長に話を聞いた。 ―16年度業績について。 昨年は大きなト……
ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 16年出荷は3.4%減 17年需要は微増を予想 2017年6月5日 7時 カーボンブラック協会がまとめた16年年間のカーボンブラック品種別実績によると、出荷量は56万2188tで前年比3・4%減となった。内訳は、ゴム用が52万4052t、同3・8%減、非ゴム用・その他は3万8136t、同2・7%増。また、生産量は全体で55万7121t、同3・6%減となった。 ゴム用の国内出……