ゴムタイムス社 グアユール農園への投資強化 ブリヂストン、事業化に向け 2022年8月31日 13時 ブリヂストンは8月30日、同社の米州グループ会社であるブリヂストン・アメリカス・インクが、タイヤの原材料となる天然ゴムの持続的な供給に向けて、米国・アリゾナ州に保有するグアユール農園への投資を強化すると発表した。 今回の投資は、グアユール由来の天然ゴムの実用化(2026年)へ向けたもので、同社は……
ゴムタイムス社 グアユール技術成果を発表 ブリヂストン、キリン共同で 2021年1月29日 11時 ブリヂストンは1月28日、「環境中期目標マイルストン2030および環境技術説明会」をオンラインで開催した。2部構成で行われた説明会では、第1部では同社Gサステナビリティ推進部長の稲継明宏氏が環境中期目標マイルストン2030について、第2部は
ゴムタイムス社 ブリヂストンが解読に成功 「グアユール」のゲノム配列 2021年1月21日 14時 ブリヂストンは1月20日、ゲノムのビッグデータ・ソリューション企業であるNRGene社との共同研究により、「グアユール」の複雑なゲノム配列を高精度に解読することに成功したと発表した。 同社は、2017年から天然ゴム資源の多様化によるタイヤ原材料のサステナブル化を目的として、グアユールの品種改良に……
ゴムタイムス社 ブリヂストン 米国子会社がグアユール研究の開発支援先として選定 2018年2月28日 12時 ブリヂストンは2月27日、同社の米国子会社ブリヂストン・アメリカス・インク(以下、BSA)は、米国農務省(USDA)の国立食品農業研究所(NIFA)から、グアユール由来の米国産天然ゴム資源の研究開発支援先として選定されたと発表した。 支援は既に開始されており、期間は2017年9月から2022年8……
ゴムタイムス社 ブリヂストン グアユール商用化に向けベルサリス社と提携 2018年2月13日 16時 ブリヂストンは2月13日、米国子会社ブリヂストン・アメリカス・インク(BSA)と、持続可能な環境に貢献する技術開発に取り組んでいるイタリアのベルサリス社が、昨年12月にグアユールの商用化に向け戦略的な提携を開始したと発表した。 この提携は、BSAのグアユール農業技術・加工プロセス技術における強みと……
ゴムタイムス社 ピレリ グアユール由来のタイヤで初のテスト走行 2015年12月22日 17時 ピレリは12月22日、同社にとって初のグアユール由来の天然ゴムを使用したウルトラ・ハイパフォーマンスタイヤを装着し、ヴィッツォーラとバロッコのテストコースで、マセラティ・ギブリによるテスト走行を行ったと発表した。 このプロトタイプタイヤは、高性能かつ環境に極めて優しい革新的な素材を使用していること……
ゴムタイムス社 ブリヂストン 「グアユール」由来タイヤ完成 天然ゴム供給源の多様化へ 2015年10月5日 9時 ブリヂストンは10月1日、「グアユール」由来の天然ゴムを使用した最初のタイヤが完成したと発表した。 今回作成したタイヤに使用した「グアユール」由来の天然ゴムは、アリゾナ州にあるグアユール研究施設を中心に、栽培から抽出精製までのすべての過程に同社グループの技術を適用することによって得られた。 同日……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 天然ゴム技術の開発進む 2015年9月14日 8時 住友ゴム工業が、ロシアタンポポを新たな天然ゴム資源として実用化するための共同研究を、米ベンチャー企業と開始した。ロシアタンポポについては、すでにブリヂストンと独コンチネンタルタイヤが実用化に向けた研究を行っており、天然ゴムをめぐる技術開発が加速しそうだ。 ロシアタンポポは
ゴムタイムス社 やさしいタイヤ材料のはなし その⑱ 2015年1月11日 9時 タイヤ材料の未来② それでは、タイヤ材料の革新はどのようにして起こるのでしょうか。 S―SBRの場合は次の通りです。 ある研究リーダーが、加工性改良のために研究を始めたS―SBRにエネルギーロスが小さいという特徴があることに気がつき、目的を低燃費化に方向転換して研究を始めたのがきっかけです。研究リ……
ゴムタイムス社 ブリヂストン 米でグアユール加工研究所の竣工式 2014年9月29日 16時 ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストン アメリカス タイヤ オペレーションズは、9月22日に米国アリゾナ州メサ市で天然ゴムを含む植物「グアユール」の加工研究所「バイオラバープロセスリサーチセンター(以下、BPRC)」の竣工式を実施した。 同施設において、2015年から天然ゴムの試験生産を開……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 活発化する持続可能な原料開発 2014年7月21日 12時 コンチネンタルタイヤがタンポポ由来のゴムの開発で、欧州の環境技術に関する賞を受賞したと発表した。住友ゴム工業の100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ100」も、2月に欧州で同様の賞を受賞しており、ゴム・樹脂関連で持続可能な原料開発が活発化していることを示している。 コンチネンタルの研究は、ロ……
ゴムタイムス社 ブリヂストン バイオラバーセンターの起工式を実施 2013年6月3日 15時 ㈱ブリヂストンの米国子会社であるBridgestone Americas Tire Operations(以下BATO)は、2013年5月16日に米国アリゾナ州メサ市で、天然ゴムを含む植物「グアユール」の加工研究所「Biorubber Process Research Center」の起工式を実施……
ゴムタイムス社 ブリヂストン 年頭所感 津谷正明CEO 2013年1月16日 7時 2013年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 昨年は、欧州経済危機に加え、中国やインドなど新興国での景気拡大の鈍化傾向などもあり、世界経済の景気減速が見られました。又、天然ゴムをはじめとする原材料素材価格相場は不安定な値動きが続き、更には円高が継続するなど当社を取り巻く経営環境……
ゴムタイムス社 2012年ゴム業界 10大ニュース 2012年12月18日 10時 景気後退でゴム製品需要も後半失速 2012年は、東日本大震災の復興・再生に向けて日本が大きく動き出した1年でありました。ゴム製品需要は、国内自動車生産の回復を追い風に、年初から順調に推移しました。順調な経済状態が続くものと思われましたが、下期に入ってからはエコカーポイントによる補助金制度の終了……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤ材料開発技術が進化 2012年10月15日 9時 地球環境への配慮と安全・安心を両立する高性能・高品質タイヤの材料技術開発競争が激化している。 ブリヂストンはこのほど「100%サステナブルマテリアル コンセプトタイヤ」を発表。 タイヤ構成材料の天然ゴムについてはパラゴムノキ由来に加え、乾燥地域で育つグアユールで生産地域の多様化を図るほか、補強繊……
ゴムタイムス社 ブリヂストン バイオ合成ゴム、ゴム薬で再生可能資源化促進 2012年10月11日 13時 ㈱ブリヂストンは、「持続可能な」社会の実現に向けたタイヤの将来の形として、「100%サステナブルマテリアル コンセプトタイヤ」をこのほど開発、9月28日、同社東京小平市の技術センターで発表した。 同社が開発したコンセプトタイヤは、2050年を見据えた「100%サステナブルマテリアル化」を初めて具……
ゴムタイムス社 ブリヂストン 米アリゾナに「グアユール」試験農場取得 2012年8月2日 16時 株式会社ブリヂストンは2日、Bridgestone Americas Tire Operationsが、アリゾナ州に「グアユール」の試験農場および加工技術研究施設用地を取得したと発表した。
ゴムタイムス社 ブリヂストン 天然ゴム資源「パラゴムノキ」の病害診断技術を確立 2012年7月17日 9時 ブリヂストンは10日、タイヤに使用される天然ゴムの原料となる「パラゴムノキ」の生産性を向上した2つの新技術を開発したと発表した。 同社は同日に説明会を開催。同社中央研究所長 森田浩一氏が概要を説明した。 最初の技術は「パラゴムノキ」の病害のひとつである根白腐病を診断する技術を世界で初めて確立。 ……
ゴムタイムス社 ブリヂストン タイヤ将来技術を発表 2012年5月29日 11時 ㈱ブリヂストンは5月23日、2050年を見据えた持続可能な社会実現に向けたタイヤ将来技術についての説明会を開いた。 この説明会には、取締役常務執行役員で製品開発管掌の森本芳之氏らが出席し、100%サステナブルマテリカル化の考え方を中心に説明した。なお、同社の荒川詔四取締役会長が同日、シンガポール……
ゴムタイムス社 ブリヂストン 天然ゴム資源「ロシアタンポポ」の研究活動を加速 2012年5月17日 19時 ブリヂストンは17日、天然ゴムをカザフスタンなどが原産の「ロシアタンポポ」から採取し、タイヤ原料ととして実用化するための研究に取り組むと発表した。 2014年までにタイヤ試験生産を開始し、2020年以降の実用化目指す。 説明会では、同社のタイヤ材料開発第1本部 フェロー小澤洋一氏がロシアタンポポ……
ゴムタイムス社 ブリヂストン 天然ゴム供給源を多様化「グアユール」からタイヤ用ゴム回収 2012年3月9日 12時 ㈱ブリヂストン(荒川詔四社長)はタイヤの主要原料の中で大きなウェイトを占めるパラゴムノキ由来の天然ゴムに代わるあらたな天然ゴム資源「グアユール」の実用化に向けた試験生産を2015年までに開始する。