ゴムタイムス社 ユニチカ、3つの樹脂展開 バイオマスで環境に貢献 2022年8月22日 13時 ユニチカは8月19日、環境意識の高まりを背景に、サステナブルな社会の実現に向け、樹脂事業において3つのバイオマス原料を使用した樹脂を提案すると発表した。1つ目はトウゴマから作られた植物由来のスーパーエンプラである「XecoT(ゼコット)」、2つ目はトウモロコシなどの植物資源からつくられた「テラマッ……
ゴムタイムス社 バイオマス100を取得 DIC 可塑剤として初 2019年10月3日 9時 DICは10月1日、バイオベース原料で製造したバイオマス度100%のポリエステル系可塑剤を開発し、日本有機資源協会が認定する「バイオマスマーク(バイオマス度100%)」の認証を取得したと発表した。可塑剤としてこの認証を取得したのは初の事例となる。同製品は、現在サンプルワークを開始し、量産化に向けて……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 バイオ度規格化への期待 2016年8月22日 9時 化石燃料の使用量を低減できる次世代型バイオマスポリマーの開発が進んでいる。 バイオマスとは、生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」を指す。「再生可能資源」と「バイオ」は同じ意味で、植物由来の再生可能資源から生成されたカーボンを……
ゴムタイムス社 住友ゴム 新材料開発技術の説明会開催 バイオマス軟化剤使用タイヤを来年量産化 2015年11月13日 12時 住友ゴム工業は11月12日、東京・大手町の大手町サンケイプラザでプレスセミナーを開催し、若林昇・材料第三部長が新材料開発技術「アドバンスド4Dナノデザイン」と、高機能バイオマス材料開発への取り組みを説明した。若林部長のほか、村岡清繁・執行役員材料開発本部長、石田博一・材料企画部長が出席した。 タイ……
ゴムタイムス社 横浜ゴム バイオマス原料のIRを開発 2015年9月3日 15時 横浜ゴムは9月3日、理化学研究所(理研)、日本ゼオンとの共同研究により、バイオマス(生物資源)からイソプレンを合成することに成功したと発表した。 イソプレンは自動車タイヤなどの原料として使われる合成ゴム(IR=ポリイソプレンゴム)の原料として使用される。現在、イソプレンはナフサ熱分解の副生成物……
ゴムタイムス社 横浜ゴム バイオマス原料からブタジエン合成技術を開発 2015年7月30日 12時 横浜ゴムは7月29日、国立大学法人東京工業大学との共同研究により、バイオマス(生物資源)であるセルロース(植物繊維の主成分である糖)から直接ブタジエンを合成する触媒の開発に成功したと発表した。 ブタジエンは自動車タイヤなどの原料となる合成ゴム(ブタジエンゴム)の原料として使用される。現在、ブタジ……
ゴムタイムス社 東レ 部分バイオPBTの重合に成功 2013年4月26日 11時 東レは25日、再生可能化学品プロセス技術のリーディング企業であるGenomatica社(ジェノマティカ)と共同で、Genomatica社のバイオプロセス技術によって製造された1,4―ブタンジオール(バイオBDO)を用いた部分バイオマス原料由来ポリブチレンテレフタレート(部分バイオPBT)のベンチレ……
ゴムタイムス社 東レ バイオマス由来ポリマーのブランド新設 2013年4月18日 11時 東レは15日、バイオマス由来のポリマー素材・製品に関する統合ブランドとして、 「ecodear」(エコディア)を設定し、2013年度よりグローバルに展開を開始すると発表した。 同統合ブランドの狙いは、同社が、繊維・樹脂・フィルムという幅広い分野で、バイオマス由来ポリマー素材・製品事業の拡大を通じて……
ゴムタイムス社 カネカ ベース樹脂の高熱伝導化で高熱伝導性樹脂材料を開発 2012年5月28日 9時 ㈱カネカは5月21日、熱可塑性樹脂そのものを高熱伝導化する技術を開発するとともに、同技術を応用して高熱伝導性、良成形性、低比重、電気絶縁性を兼ね備えた樹脂材料を開発したと発表した。
ゴムタイムス社 ユニチカ バイオマス素材80%以上配合の射出成形用樹脂を開発 2012年1月25日 16時 ユニチカ(本社大阪市中央区 安江健治社長)は、植物由来のポリ乳酸を原料としたバイオマス素材「テラマック®」の比率を約80%以上に高めたうえで、耐衝撃性と耐熱性をABS樹脂レベルに向上させた耐衝撃性射出成形用樹脂を開発した。ポリ乳酸には、NatureWorks社の「ingeo」を使用している。