ゴムタイムス社 ファインケミカル特集 川口化学工業 加硫促進剤、老化防止剤が好調 研究開発型企業に転換へ 2019年6月3日 12時 有機ゴム薬品をはじめ、樹脂用薬品、医薬農薬中間原料、染料顔料中間体など、多方面で化学薬品を製造・販売する、川口化学工業(東京都千代田区、山田吉隆社長)。 18年11月期を振り返ると、売上の6割を占めるゴム薬品は、「国内自動車生産が前年度並みで進捗し、営業活動に注力した結果、販売数量、売上とも前年度……
ゴムタイムス社 ファインケミカル特集 概要 有機ゴム薬品堅調 中国減速も開発推進 2019年3月18日 13時 ファインケミカルとは、多品種・少量生産で、機能性・付加価値が高い化学工業製品のことを指している。医薬品や農薬、合成染料、香料、界面活性剤など多様な用途があるが、ゴム関連企業と関係が深いのはゴム薬品だ。 経済産業省のまとめによると、有機ゴム薬品の2018年の出荷量は1万7642tで、前年に比べ1……
ゴムタイムス社 ファインケミカル特集 神島化学工業 安定・高品質で用途拡大 テクニカルセンター稼動 2019年3月18日 13時 神島化学工業は、約220億円の売上の7割を建材事業が、3割を化成品事業が占める。前期は原材料と燃料の価格上昇が響き減収減益だったが、19年4月期は原材料と燃料の価格上昇でコストアップしている分を、製造部門でのコストダウンや販売価格への転嫁により吸収している状況である。 同社のマグネシウム製品は海……
ゴムタイムス社 ファインケミカル特集 協和化学工業 「キスマ10」の販売好調 世界の拠点をフルに活用 2019年3月18日 12時 協和化学工業の直近の業績動向は、工業用の合成ハイドロタルサイトを中心に堅調に推移する見込みだ。 同社が日本、中国、オランダの3拠点で製造する合成ハイドロタルサイトは、塩ビの安定剤として需要が高まっている。今年度は、昨年末に景気後退などから中国での販売がやや減速したものの、タイなどの東南アジアや……
ゴムタイムス社 ファインケミカル特集 白石工業 開発・技術力で需要開拓 摺動性など新用途に展開 2019年3月18日 10時 炭酸カルシウムのパイオニアである白石工業は、今年11月に創立100周年を迎える。世界で初めて合成炭酸カルシウムの商業生産を開始して以来、ゴムへの応用、海外展開、塗料や製紙への用途拡大など、様々な用途と地域で新たな需要を開拓し、品質力、開発・技術力、供給能力を高めながら時代のニーズに則し事業を発展さ……
ゴムタイムス社 ファインケミカル特集 神島化学工業 酸化マグ中心に販売増加 2018年3月8日 12時 神島化学工業の18年4月期中間決算は建材事業が振るわず減収減益だった。しかし、化成品事業は米国向けの医薬食添用酸化マグネシウムを中心に販売が伸び、売上高は33億6000万円で前年同期比9・9%増となった。この結果、輸出全体も増加し、海外売上高比率も前期上期の44・5%から45・2%に上昇している。 セ……
ゴムタイムス社 ファインケミカル特集 川口化学工業 ゴム薬品の売上が1割増加 2018年3月8日 12時 川口化学工業の17年11月期決算は、売上高が前年比8・8%増、営業利益・経常利益はほぼ3倍の伸びとなった。 鎌田明守営業部長によると、為替が安定して推移したことや自動車生産が好調だったことなどで、特に上半期は収益的に恵まれた。下半期は原油価格が上昇し、中国産原料の供給や価格が環境問題等で不安定にな……
ゴムタイムス社 ファインケミカル特集 有機ゴム薬品好調 拡販へ海外市場に注力 2018年3月8日 12時 ファインケミカルとは、大量生産品ではなく、多品種・少量生産で、機能性・付加価値が高い化学工業製品のこと。医薬品や農薬、合成染料、香料、界面活性剤など多様な用途があるが、特にゴム関連企業と関係が深いのはゴム薬品である。 経済産業省がまとめた12月の有機ゴム薬品の出荷量は1451tで前年同月比9・2……
ゴムタイムス社 ファインケミカル商社特集 平泉洋行 前期は売上・利益とも堅調 2018年3月2日 10時 平泉洋行(東京都台東区、戸張傳二郎社長)はエラストマー、エイチ&ケー(H&K)、機械の各ビジネスユニットがゴムやウレタン原料を始め、製造加工機械などを販売している。 前期(17年12月期)の売上高全体は95億8000万円で前期比108%、利益も伸びて増収増益となった。 部門別では、売上構成比……
ゴムタイムス社 ファインケミカル商社特集 高付加価値商材の発掘・拡販へ 2018年3月2日 10時 タイヤを始めベルトやホース、ロールなどのゴム製品の製造に必要不可欠な合成ゴムやエラストマー、カーボンブラック、ゴム用薬品、副資材を市場に供給するファインケミカル商社(ゴム・ケミカル専門商社)。 ファインケミカル商社では、原材料の円滑流通、品質の維持改善に努めるとともに、独自の研究・技術開発部門……
ゴムタイムス社 ファインケミカル特集 加藤産商 国内・海外とも販売堅調 設備チーム発足で設備販売強化 2017年8月21日 9時 加藤産商(東京都中央区、加藤達男社長)は、創業100年を超える老舗化学品商社として、ゴム・樹脂製品づくりに不可欠な原材料を取り扱っている。 17年9月期上半期(10~3月)の需要動向について、国内は自動車産業を始め、他の産業も良好に推移した。ゴム・樹脂ともに販売は伸長したことから、売上高は計画した……
ゴムタイムス社 ファインケミカル特集 平泉洋行 エラストマーユニットは順調 顧客ファーストの営業活動推進 2017年8月21日 9時 平泉洋行(東京都台東区、戸張傳二郎社長)は、エラストマー、エッチ&ケー(H&K)、機械の各ビジネスユニットがポリマー・ゴム薬品などの原料や機械の販売を行っている。 今期(17年12月)上半期の同社全体の売り上げ・利益はともに前年同期比微増となった。 ユニット別に見ると、売上構成比の7割占めるエラス……
ゴムタイムス社 ファインケミカル特集 三洋貿易 新規商材の拡販目指す 海外拠点との連携強化加速 2017年8月21日 9時 三洋貿易(東京都千代田区・増本正明社長)のゴム事業部は、アランセオ社の合成ゴムを中心に、ゴム補強・充填剤、ゴム特殊薬品など多彩な商品を取り扱っている。 ゴム事業部の2017年9月期上半期(10~3月)は、輸入品の収益が回復したことや、自動車や工業用品など主な販売先の需要も良好で、荷動きは活発に推……
ゴムタイムス社 ファインケミカル特集 東京材料 新中計が今期スタート 米州の充実・強化目指す 2017年8月21日 9時 東京材料(東京・千代田)はゴムケミカル専門商社として、高付加価値商材の発掘・拡販に注力している。海外拠点の現況や新中計の骨子などを柿沼秀一会長に尋ねた。 ―16年度を振り返って。 売上高は微減となったものの、利益はいずれも増益だった。主な増益要因としては、海外事業の拡大とエンジニアプラスチック(エ……
ゴムタイムス社 【ファインケミカル特集】協和化学工業 体制強化し開発を加速 2017年3月27日 9時 協和化学工業(香川県坂出市、宮田茂男社長)は、工業用途と医療・食添用途の無機ファインケミカル製品の製造・販売を行っている。 工業用途では酸化マグネシウム、合成ハイドロタルサイト、水酸化マグネシウムなどが主要製品である。 一方、医療・食添用途については、酸化マグネシウム製剤のマグミット錠が主力で……
ゴムタイムス社 【ファインケミカル特集】神島化学工業 創立100周年迎え新技術棟 2017年3月27日 9時 神島化学工業(大阪市西区、池田和夫社長)は昨秋の詫間工場の増設工事も完了して操業を開始しており、化成品事業拡大に向けた体制が整うことになる。又、今年創立100周年を迎えるのを機に新技術棟を建設する予定である。 同社では今年度を初年度とする中期経営計画を策定し、売上高を16年4月期の223億500……
ゴムタイムス社 【ファインケミカル特集】川口化学工業 加硫促進剤の新製品上市 2017年3月27日 9時 川口化学工業の16年11月期連結決算は、売上高は微減となったものの、営業利益は9・5倍と大幅な増益となった。 売上高の6割を占めるゴム薬品のうち、国内の工業用品向けは自動車生産の回復などで売上増となり、タイヤ・合成ゴム向け薬品も販売数量が増加した。輸出については、中国をはじめ東南アジアの需要回復傾……
ゴムタイムス社 【ファインケミカル特集】ランクセス 分散ゴム薬品など展開 2017年3月27日 9時 ランクセスグループは15年1月、事業再構築の一環として添加剤ポートフォリオを統合し「ラインケミーアディティブス(ADD)ビジネスユニット」を立ち上げた。 ADDは「プラスチック添加剤」「ゴム添加剤」「潤滑油添加剤」「機能性色剤」の4つのビジネスラインで構成。ゴム添加剤ビジネスラインでは、ゴム業界……