ゴムタイムス社 三洋化成、多金属対応の防錆剤開発 水溶性・油溶性用途で使用可能 2024年8月22日 10時 三洋化成工業は、水溶性、油溶性用途ともに使用可能で、鉄や非鉄、各種合金まで幅広い金属に対し高い防錆効果を発揮するマルチメタル(多金属)対応の防錆剤「サンヒビター NO70」を開発した。 新規材料のサンヒビター NO70は、アミン系の吸着皮膜型防錆剤。同社が得意とする界面制御技術を活用して、親水性、疎……
ゴムタイムス社 プラスチック添加剤特集 三洋化成 PFAS非含有のグレードを開発 ペレスタットRS230 2024年7月30日 9時 三洋化成は、永久帯電防止剤のペレスタットとペレクトロン、樹脂用フィラー分散剤(酸変性PP)のユーメックスといった樹脂添加剤を製造販売している。 樹脂添加剤の需要動向は、22年度第4クォータあたりから落ち込みが始まった。「その後もお客様で在庫の滞留があり、23年度上期は非常に厳しかった」(同社)。……
ゴムタイムス社 三洋化成、英国企業と締結 CO2ポリオール技術を活用 2024年4月16日 11時 三洋化成は4月15日、再生可能炭素に特化した英国のディープテクノロジー企業であるエコニック社と覚書を締結したと発表した。 同締結に伴い、同社は、持続可能で高機能なポリウレタンに使用すべく、エコニックのCO2ポリオールの製造技術を評価していく。両社はポリオールの製品開発やエコニックのCO2利用技術……
ゴムタイムス社 三洋化成、構造改革を加速 SAP事業から撤退決定 2024年3月26日 12時 三洋化成は3月25日、同日開催の取締役会で、高吸水性樹脂(SAP)事業および中国江蘇省南通市で行う界面活性剤やウレタン樹脂製品等の生産から撤退すると発表した。今回本事業撤退の意思決定に伴い、事業構造改革損失として24年3月期から複数年度にわたり総額約200億円の特別損失を計上(24年3月期には約120……
ゴムタイムス社 健康経営優良法人2024に認定 三洋化成が6年連続で 2024年3月13日 12時 三洋化成工業は3月12日、経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2024(ホワイト500)」に認定されたと発表した。健康経営優良法人として6年連続での認定となる。 健康経営優良法人認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に……
ゴムタイムス社 伸縮性と高い復元性を両立 三洋化成、UV硬化樹脂新開発 2024年1月24日 16時 三洋化成工業は優れた復元性を有する伸縮可能なUV硬化樹脂「ストルテック」をこのほど開発し、フレキシブル・ウェアラブルデバイスへの応用を目指す。ストルテックは、しなやかな伸縮性を有しつつ、変形してもすぐに元に戻る高い復元性を有するUV硬化樹脂。同社は1月22日に開催した
ゴムタイムス社 三洋化成が義援金寄付 令和6年能登半島地震 2024年1月22日 10時 一般財団法人三洋化成社会貢献財団は1月19日、令和6年能登半島地震で被災された方々の救済及び被災地の復旧に役立てていただくため、日本赤十字社を通じて、義援金300万円を寄付すると発表した。
ゴムタイムス社 三洋化成、FLOSFIAと共同開発 マイクロ温度ヒューズ 2023年12月8日 10時 三洋化成は12月7日、FLOSFIAと2022年より進めている共同開発により、FLOSFIAの基板埋込技術と、同社が独自開発したヒューズエレメントを組み合わせることで超小型・薄型のパワーモジュールにも基板埋込できるマイクロ温度ヒューズの開発に成功したと発表した。 基板埋込モジュールには複数のチッ……
ゴムタイムス社 三洋化成の子会社が開発 食品接触材法準拠の消泡剤 2023年8月22日 10時 三洋化成工業の子会社であるサンノプコは8月21日、各国の主要な食品接触材料関連法規に準拠した消泡剤「ノプタム 1790」を開発したと発表した。「ノプタム1790」は、食品接触材料を含む幅広い用途に適用可能なユニバーサル消泡剤で、高い消泡性と低ハジキ性を両立できることが特長となる。食品に接触する可能……
ゴムタイムス社 プラスチック添加剤特集 三洋化成 永久帯電防止剤、開発ワーク加速へ ABS樹脂用抗ウィルス剤を… 2023年6月27日 7時 三洋化成(京都市東山区、樋口章憲社長)は、永久帯電防止剤のペレスタットやペレクトロン、樹脂用フィラー分散剤(酸変性PP)のユーメックスといった樹脂添加剤や樹脂改質剤を手がけている。22年度の需要動向をみると、永久帯電防止剤は、上期は堅調に推移していたが、巣ごもり需要が一巡し、下期に入ると電子材料向……
ゴムタイムス社 バイオマス複合材で需要拡大 三洋化成、ユーメックス 2023年6月15日 12時 三洋化成の樹脂用フィラー分散剤(酸変性PP、ポリプロピレン)「ユーメックス」シリーズがバイオマス素材と樹脂のバイオマス複合材料で引き合いを増やしている。 同シリーズは1990年に上市した分散剤で、用途はバイオマス複合材料や顔料の分散剤、ABS樹脂用流動性向上剤、ホットメルト接着剤用軟化点調整剤……
ゴムタイムス社 三洋化成、4年連続受賞 PRIDE指標でゴールド 2022年11月11日 11時 三洋化成は11月10日、性的マイノリティであるLGBTQ等に関する取り組みを評価する「PRIDE指標 2022」において、4年連続で最高評価の「ゴールド」を取得したと発表した。 同社では、従業員一人ひとりが高いモチベーションのもと、常に新しいことに挑戦し、「ワクワクする会社」を作り上げることで、さ……
ゴムタイムス社 三洋化成、熱伝導性材料を開発 熱伝導性と流動性を両立 2022年7月28日 17時 三洋化成は7月28日、高い熱伝導性と低粘度で高い流動性を両立した熱伝導性材料「絶縁性ウレタン放熱ギャップフィラー」を開発したと発表した。新開発品は二液混合により室温で硬化するウレタン系の熱伝導性材料。同社では既にサンプルワークを開始しており、2~3年後の製品実用化および販売開始を目指す。 新開発……
ゴムタイムス社 三洋化成がUV硬化樹脂開発 18倍の75%の伸びを実現 2022年6月30日 10時 三洋化成は6月23日、硬くて曲がり、基材密着性に優れる紫外線(UV)硬化樹脂「ネオジェットFL」を開発した。既にサンプル提供を開始しており、3年後をメドに名古屋工場での量産化を目指す。同シリーズ全体の売上は3年後に約3億円を予定している。 ネオジェットFLは同社の界面制御技術や合成技術、配合技術……
ゴムタイムス社 プラスチック添加剤特集 三洋化成 永久帯電防止剤は需要好調 タイ拠点が7月から稼働開始 2022年6月28日 12時 三洋化成(京都市東山区、樋口章憲社長)は、永久帯電防止剤のペレスタットとペレクトロン、樹脂用フィラー分散剤(酸変性PP)のユーメックスなど樹脂添加剤や樹脂改質剤を製造販売している。ペレスタットとペレクトロンを樹脂に練り込むことで、半永久的に帯電防止効果を付与する永久帯電防止剤。同社では1994年……
ゴムタイムス社 三洋化成 200万円寄付 ウクライナの避難民を支援 2022年4月22日 15時 三洋化成は4月21日、三洋化成社会貢献財団が、ウクライナから避難を余儀なくされている方々への人道的支援のため、「ウクライナ・キーウ(キエフ)京都市民ぐるみ受入支援ネットワーク」に200万円を寄付したと発表した。 「ウクライナ・キーウ(キエフ)京都市民ぐるみ受入支援ネットワーク」は、キーウ(キエフ……
ゴムタイムス社 車分野牽引で大幅増収増益 三洋化成の4~9月期 2021年11月5日 16時 三洋化成は11月5日、樋口章憲社長らが出席し、22年3月期第2四半期決算説明会を開催した。22年3月期第2四半期売上高は775億1900万円で前年同期比17・6%増、営業利益は59億1800万円で同28・7%増、経常利益は68億6100万円で同56・9%増、四半期純利益は44億1800万円で同89・6%増となった。……
ゴムタイムス社 三洋化成がBASFと協業 PUDで共同開発・生産目指す 2021年9月30日 13時 三洋化成工業は9月27日、BASFとポリウレタンディスパージョン(PUD)開発の戦略的協業に関する覚書に調印したと発表した。 PUDは、環境負荷の低い水性塗料などの原料に使われる水性ウレタン樹脂であり、建築塗料や自動車用塗料、接着剤に使われることが多い。PUD市場の需要は拡大しているという。 ……
ゴムタイムス社 三洋化成らが企業治験開始 人工タンパク質の有効性確認 2021年7月12日 10時 三洋化成工業は7月9日、同社と京都大学大学院医学研究科形成外科学講座森本尚樹教授らが、2021年7月より新規治療材料シルクエラスチンスポンジの有効性の確認を目的とした企業治験を開始すると発表した。同社が中心となり、京都大学、広陵化学工業とともに、同材料の有効性を確認する目的の企業治験を、国内5医……
ゴムタイムス社 三洋化成、全樹脂電池 国際輸送認証を初取得 2021年4月20日 13時 三洋化成は4月19日、関連会社のAPBと共同開発を行うバイポーラ積層型の次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」が国連勧告輸送試験「UN38・3試験」認証を取得したと発表した。同日開催された記者会見ではAPBの進藤康裕取締役と酒井優研究企画部長が出席し、全樹脂電池として初めてUN38・3認証
ゴムタイムス社 高吸水性樹脂を開発 三洋化成、優れた脱水性発揮 2020年9月24日 13時 三洋化成は9月17日、同社の100%連結子会社であるSDPグローバルが、使用済み紙おむつなどの衛生用品の新しい回収・リサイクルシステムの構築に向けて、脱水性に優れる高吸水性樹脂(Super Absorbent Polymer、「SAP」)を開発したと発表した。 SAPは、高い吸水性や保水性を活か……
ゴムタイムス社 全樹脂電池ライセンス供与 三洋化成がAPBに 2020年4月20日 10時 三洋化成は4月16日、子会社で次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」の開発を行うAPBに、全樹脂電池の要素技術のライセンスを供与することを決定し、非自動車用途における全樹脂電池の開発、製造および販売をAPBが行う権利を許諾する実施許諾契約を締結したと発表した。 三洋化成は、世界初となる全樹脂電……
ゴムタイムス社 全樹脂電池の量産工場設立 三洋化成子会社のAPB 2020年3月4日 15時 三洋化成は3月2日、同社子会社で、次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」の開発を行うAPBが、全樹脂電池の量産検証の開始のため、福井県越前市で用地及び建物を新たに取得したと発表した。APBは、三洋化成とAPBの堀江英明代表取締役が共同で開発したバイポーラ積層型のリチウムイオン電池である全樹脂電……
ゴムタイムス社 三洋化成が新粘着剤開発 微・強対応のウレタン系 2018年12月19日 16時 三洋化成工業は12月17日、安定した粘着特性を持つウレタン系粘着剤「ポリシックUP」シリーズを開発したと発表した。 同製品は、時間や温度、剥離速度などによって粘着力がほとんど変化しないウレタン系粘着剤で、粘着力の変化による影響が大きい微粘着領域でも安定した粘着特性を有しているため、特にのり残りによ……
ゴムタイムス社 JXTGエネルギー 米国でENB製造装置を能増 2018年5月31日 13時 JXTGエネルギーは5月30日、同社と三洋化成工業が、米国のENB(エチリデン・ノルボルネン)製造装置の生産能力を4万t/年から4万6000t/年に15%増強することを決定したと発表した。 ENBは、自動車の窓枠やラジエターホースなどに使用される合成ゴム(EPDM)の製造に欠かせない成分。世界的な……
ゴムタイムス社 【訃報】三洋化成取締役会長 家永昌明氏が死去 2014年3月25日 11時 三洋化成工業は3月24日、同社取締役会長の家永昌明氏が3月21日に多臓器不全のため、死去したと発表した。享年69歳。 遺族の意向により、通夜および葬儀は近親者にて執り行われた。喪主は妻加代子さん。後日、お別れの会を執り行う予定だが、日時等詳細は未定。 家永氏は昭和20年2月10日生まれ。出身地は和歌山県……