ゴムタイムス社 分野別に見る2024年の業界展望 2024年1月22日 12時 元日、能登半島地震が発生し北陸地方を中心に大きな被害をもたらした。災害への備えの大切さを再認識させた中でスタートした2024年。ゴム業界の主な需要先である自動車産業は半導体の部品不足による供給制約も解消に向かい、自動車生産は回復基調で推移するとの見方が多い。ただ、原材料やエネルギー価格の高止まり……
ゴムタイムス社 分野別に見る2023年の業界展望 2023年1月24日 13時 ロシアによるウクライナ侵攻、インフレ圧力の長期化など世界経済の下振れリスクが高まるなかでスタートした2023年。ゴム業界の先行きは依然不透明な状況下にあるといえる。一方、ゴム業界の主な需要先である自動車産業は電動化シフトが加速する見通しだ。さらにカーボンニュートラルへ
ゴムタイムス社 分野別に見る2022年の業界展望 2022年1月25日 13時 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が急速に広がるなかでスタートした2022年。2022年もゴム業界の外部環境は新型コロナウイルスの動向に左右されそうだ。一方、ゴム産業の主要な需要先である自動車業界では、電動化に向けたが動きが一気に加速しそう。「脱炭素」への取り組みや原材料の上……
ゴムタイムス社 21年のゴムシート業界 半導体関連に期待 2021年1月25日 11時 日本ゴム工業会の統計委員会(ゴム板製品関係7社)がまとめた20年1~11月のゴム板生産量合計は1万8103tで前年同期比14・1%減、出荷量は1万8059tで同13・0%減となり、生産・出荷ともに2桁減で推移する。 特に、落ち込み幅が大きかったのが5月。同月の生産量
ゴムタイムス社 分野別に見る2021年の業界展望 コロナ注視も、電動化対応など急ぐ 2021年1月25日 10時 新型コロナウイルス感染の再拡大を受け、緊急事態宣言が東京都を始めとする首都圏、さらに大阪府や京都府、福岡県など全国各地に再発令されるなど、2021年もゴム産業界を取り巻く外部環境はコロナに左右されるなかでスタートした。一方、自動車業界で進む電動化への対応や循環型社会の目標実現に向けた取り組みも進……
ゴムタイムス社 21年のゴムベルト業界 自動車用は国内外で回復 2021年1月25日 10時 日本ベルト工業会によると、21年ゴムベルト生産量(新ゴム量)は、前年比1・2%増の1万9668tで3年ぶりのプラスを予測する。品目では伝動は内需・輸出ともプラスを見込み、全体で同8・3%増、コンベヤは内需が前年並み、輸出は約2割弱の減少を見込み、全体でも前年を下回ると予想する。 伝動は自動車生産……
ゴムタイムス社 21年のゴムホース業界 需要はコロナ前に戻らず 2021年1月25日 10時 日本ゴムホース工業会が昨年11月に発表した21年のゴムホース生産は前年比11・9%増の3万2340tで2桁成長を見込むものの、コロナ前の19年の生産実績(3万4277t)の水準に達しないと見通しだ。 生産量の約7割を占める自動車用は同12・1%増と予想。自動車生産の
ゴムタイムス社 19年の合成ゴム業界 需要旺盛続き堅調予想 2019年1月14日 14時 18年の合成ゴム市場は、ブタジエンをはじめとする原料価格の上昇や生産性向上・維持のコストなどを製品価格に反映させながら、各社ともに安定供給の継続に努めた。 生産設備の拡充では、成熟した国内市場よりも需要拡大が期待される海外市場に目を向け、各社の成長戦略に沿って海外事業の強化を進める傾向が顕著だっ……
ゴムタイムス社 19年のゴムシート業界 半導体など需要安定で堅調推移 2019年1月14日 10時 ゴムシート業界は、半導体関連や自動車関連、住宅関連など幅広い分野で需要が旺盛で、18年は堅調に推移した。日本ゴム工業会のまとめによる1~11月までの生産量は前年比2%増で、9月以降3ヵ月連続の増加となっている。一方で、原材料価格や物流費の上昇に伴う価格改定が相次いだ。 19年のゴムシート需要は、設備……
ゴムタイムス社 18年の合成ゴム業界 2018年1月11日 17時 17年の合成ゴム市場はブタジエンを始めとする原料価格の上昇に伴う製品価格上昇を反映し、各社ともに収益改善が図られた。 合成ゴムやABS樹脂の主原料であるブタジエンのアジア市況が17年2月に3008ドル/tと前年9月の倍の水準まで上昇したのを受け、合成ゴム各社が春先に製品価格の値上げを打ち出した。一……
ゴムタイムス社 18年のゴムシート業界 半導体需要など継続で堅調推移 2018年1月11日 17時 ゴムシートは建築・土木・機械をはじめ、自動車・スポーツ施設などさまざまな産業分野で、パッキング材や緩衝材、敷物など幅広く使われている。 ゴムシート業界は、 半導体業界の旺盛な需要などに伴い、17年は堅調に推移した。日本ゴム工業会がまとめた生産統計でも、10月の生産量は前年同月比22%増で、6ヵ月連続で……
ゴムタイムス社 18年ゴムホース業界 ゴム・樹脂とも堅調続く 2018年1月11日 16時 日本ゴムホース工業会の予測によると、18年のゴムホース生産量は前年比0・3%増。品種別では、需要の6割強を占める自動車用は横ばい。一方、建機や工作機械向けの高圧用は6%増と、高圧用の生産量は引き続き高水準を維持しそう。また、土木工事などで使われる布巻ホースなどのその他用は横ばいと予測した。 その……
ゴムタイムス社 18年ゴム手袋業界 耐切創手袋の販売堅調 2018年1月11日 16時 日本グローブ工業会によれば、昨年の会員企業の販売実績はおおむね順調に推移した。ただ、業界を取り巻く環境は厳しさを増している。会員各社の生産拠点である東南アジアで人件費が高騰し、輸入コストが増加。また、小口化する受注への物流費の増加も問題だ。さらに、家庭用・作業用ではアウトサイダー流入が今も続いて……
ゴムタイムス社 18年ゴムベルト業界 コンベヤの回復遅れる 2018年1月11日 16時 ゴム搬送ベルトの分野では、コンベヤベルトの18年は国内・海外とも前年実績を下回る見通し。国内は需要先の鉄鋼・セメント向けの生産が伸び悩む他、輸出も豪州や中国など資源国需要の回復が遅れることがその理由だ。 そうした環境下で、ブリヂストンや横浜ゴム、バンドー化学などのコンベヤ各社は「省エネ」などをキ……
ゴムタイムス社 18年ゴムロール業界 高機能品で成長へ 2018年1月11日 16時 日本ゴム工業会のまとめによると、17年1~9月のゴム・樹脂ロール生産実績は前年同期比0・6%の微減で推移。用途別では、構成比で3割を占める製鉄用は同2桁増と好調。製鉄用のゴムロールが主力の尾高ゴム工業は長寿命化に対応した高機能品が販売を伸ばしており、製鉄用ロールの売上は順調だ。 一方、印刷用は紙……
ゴムタイムス社 18年ゴム用機械業界 更新需要が底堅く推移 2018年1月11日 16時 17年のゴム用機械の需要動向は、円安や株式市場の回復により、国内のゴム用機械メーカーは、海外メーカーと対抗できる競争力がついてきた。 国内では、国内企業がリーマン・ショック以降、国内生産設備の縮小を進めてきたが、国内の景気回復に伴い、機械の老朽化に対する更新需要が続いている。また、R&Dの強化の……