ゴムタイムス社 決算談話 「大型投資に踏み切る」 オカモト、岡本良幸社長 2017年6月5日 6時 オカモトの岡本良幸社長は先日開催した17年3月期決算説明会の中で、今後3年間で総額120億円を超える設備投資を実施することを明らかにした。 今期(18年3月期)については、70億円近い設備投資を予定している。その中身については、国内では静岡工場(静岡県榛原郡)で新設備を導入する他、茨城工場(つくば市……
ゴムタイムス社 決算談話 ブタジエン価格の見通し 2017年2月13日 9時 決算説明会の質疑応答で、ブタジエン価格高騰の背景と見通しについて問われた宇部興産の藤井正幸執行役員グループCFOは「ブタジエンは需給と思惑で価格が動くと思う。しかし、この状況がずっと続くわけではないだろう」との見方を示した。 ただ「過去を見てもかなり大きくぶれているので、先行きを見通すのは難し……
ゴムタイムス社 決算談話 事業目標の必達で局面打開へ 2016年9月2日 10時 東洋ゴム工業は16年度第2四半期決算において、円高や市況の変化に対応したことから減収減益となった。さらに、一連の免震・防振ゴム問題に起因する特別損失を約176億円計上している。 同社の清水隆史社長は「この局面を乗り越えるために、事業目標を
ゴムタイムス社 決算談話 営業利益1000億円は通過点 2016年6月6日 9時 三井化学は先ごろ開催した経営概略説明会の中で、経営計画システムを変更し、今後は予算策定時に向こう3ヵ年の事業計画について、ローリング方式で見直しを図ることを明らかにした。 長期の方向性について問われた淡輪敏社長は「まだ具体的ではないが、当社が強みとする技術をベースに、それをきちっと成長につなげ……
ゴムタイムス社 決算談話 「あるべき姿」に変わっていく年 2016年6月6日 6時 朝日ラバーは先ごろ、今年度が最終年をとなる中計「V―1計画」の数値目標を下方修正した。ライフサイエンス分野の柱になると期待した、マイクロ流体デバイスの量産化が遅れているためだ。 渡邉陽一郎社長は決算説明会の席上、マイクロ流体デバイス事業が継続していることを強調した上で、「今年は『あるべき姿』に変……
ゴムタイムス社 決算談話 最終目標達成へ中計練り直し 2016年5月23日 9時 日本ゼオンの決算説明会で、中期経営計画「SZ―20フェーズⅡ」の進捗状況を説明した田中公章社長は「なかなか思うようにいかない部分があった」と振り返った。 毎月、進捗状況をチェックし、必要な場合はスピーディな対応を図ってきたが
ゴムタイムス社 決算談話 「変える」ことはかなり難しい 2015年11月26日 12時 中計「SZ―20 PhaseⅡ」が2年目を迎えた日本ゼオン。2020年の連結売上高5000億円を目指し、社内の仕組みや風土を「変える」取組みに注力している。 田中公章社長は、中計の進捗状況について
ゴムタイムス社 決算談話 中国需要は依然として底堅い 2015年11月25日 15時 15年度中間決算で各利益項目が過去最高を達成した三ツ星ベルト。しかしながら、決算説明会に出席した池田浩執行役員社長室長は、
ゴムタイムス社 決算談話 多角化事業は増収減益に 2015年8月24日 10時 ブリヂストンの15年12月期中間決算で、タイヤ事業は増収増益となったが、多角化事業については増収ながら微減益となった。その要因について、江藤彰洋専務執行役員は「多角化事業には内外の化工品事業に加え、米州事業での屋根材、空気ばね事業がある。上期の化工品事業においては、国内で車両用のパットが自動車生産台……
ゴムタイムス社 決算談話 米国の売上比率が上昇 2015年8月24日 10時 クラレの15年度中間決算は、各事業とも堅調で過去最高の売上・利益となった。伊藤正明社長は上期の事業説明の中で地域別売上高の推移に触れ、「GLS事業の統合により、これまで手薄だった米国での売上が、13年度上期対比で10%から
ゴムタイムス社 決算談話 目指すべき企業風土を考える 2015年8月24日 10時 東洋ゴム工業の決算説明会では、免震ゴム問題の進捗状況も報告された。その中で、継続対策に挙げられた項目のうち「企業風土の改革」について、質問者から、風土改革委員会の立ち上げが遅れているのではないかという指摘があった。 それに対し、山本卓司社長は「決して遅れているわけではない」と前置きした上で、「……
ゴムタイムス社 決算談話 合成ゴムは減収ながら増益 2015年8月10日 8時 日本ゼオンの決算説明会に、今期から説明役として古谷岳夫取締役執行役員が登壇した。 同社の15年度第1四半期の合成ゴムは、減収増益だった。その内訳について、古谷取締役は「汎用ゴム輸出が同24%増加したことが寄与して、販売数量は前年同期比で2%増加したが、比較的単価の低い汎用ゴムが増加したことと、原料……
ゴムタイムス社 決算談話 成長3分野への転換を加速 2015年6月1日 10時 三井化学は、石化・基礎化など汎用の「基盤素材」中心の製品構成から、モビリティ、ヘルスケア、フード&パッケージという「成長3分野」へのポートフォリオ転換を加速している。 同社淡輪敏社長は経営概況説明会で「14中計」の進捗状況について、「最終年度の16年度に、目標とした営業利益600億円+αがほぼ現実化……
ゴムタイムス社 決算談話 今期は大幅な回復を予想 2015年5月18日 10時 15年3月期連結決算で売上高と営業利益がマイナスとなった宇部興産は、16年3月期では増収増益を見込んでいる。 様々な要因のうち、特に売上・利益ともに大きな影響を与えると見込まれるのが、化学セグメントの合成ゴム・ポリイミド・電池材料・ファインケミカルの販売数量増だ。 「合成ゴムは昨年上期に発生したト……
ゴムタイムス社 決算談話 高水準の設備投資に 2015年5月18日 10時 日本ゼオンの14年度の資本的支出は285億円で前年度に比べ5%増加した。 主な設備投資は、テレビ用フィルムと中小型向けフィルムの新設、シンガポール2期工事の開始など。 15年度はこれに加え、熱可塑性エラストマーの能力増強やカーボンナノチューブの設備新設、シンガポール2期工事の本格化などにより「比較……
ゴムタイムス社 決算談話 特定顧客への依存を低減 2015年5月18日 9時 15年3月期のNOKの決算は、営業益808億円、経常益468億円となり、いずれも過去最高益を更新した。 一方、今期の利益に関しては、経常益15%減の680億円と固めの予想をしている。 これは最高益の牽引役となった電子機器部品事業で、品目構成の悪化を見込んでいるため。 鶴正登代表取締役会長兼社長は「振……
ゴムタイムス社 決算談話 ブタジエン下落が純国産CRに影響 2014年11月17日 10時 「足元、ブタジエンの価格が相当落ちてきている」と語った電気化学工業の吉高紳介社長。 同社のクロロプレンゴム(CR)は、カーバイドを水と反応させて作るアセチレンガスを使って合成している。そのカーバイド製造には、石灰石と水力発電による電力を利用する。吉高社長が「当社のCRは純国産原料で作っている」……