ゴムタイムス社 帝人がDPP対応製品を展開 サーキュライズのシステム活用 2025年4月11日 10時 帝人グループ4月10日は、欧州地域の環境規制のひとつである「持続可能な製品のためのエコデザイン規則」に準拠した製品の展開に向けて、2024年11月にオランダのIT企業Circulariseに出資をしており、サーキュライズのシステムを用いて、デジタルプロダクトパスポートに対応したアラミド繊維と炭素繊維……
ゴムタイムス社 帝人が販売開始 高強度・中弾性の炭素繊維 2025年3月7日 10時 帝人は3月6日、優れた強度や弾性率とコスト競争力を両立した炭素繊維を開発し、販売を開始すると発表した。 このたび開発した製品は、高強度・中弾性の36Kの炭素繊維「IMS65E23 36K 1630tex」となる。36Kの炭素繊維は3万6000本の単繊維が束になって構成されているが、独自の製造方法により、……
ゴムタイムス社 東レ、新規炭素繊維開発 環境負荷低減に貢献期待 2024年1月12日 10時 東レは、1月11日、高弾性率を維持しつつ強度をさらに約20%高めたトレカMXシリーズとして新規炭素繊維トレカM46Xを開発したと発表した。炭素繊維複合材料(CFRP)の軽量化を通して環境負荷の低減に貢献することが期待され、今後、釣竿、自転車、ゴルフシャフトなどのスポーツ用途をはじめ、幅広い用途開拓を進……
ゴムタイムス社 炭素繊維製造の技術基盤確立 三井化学とマイクロ波化学 2022年5月9日 17時 三井化学及びマイクロ波化学は5月9日、両社で検討していた環境負荷の低い革新的な炭素繊維(CF)製造に関する基盤技術を確立したことを発表した。 同技術は、CF製造工程中で最もエネルギー消費の大きい耐炎化プロセスに加え、炭化プロセスの両工程を一貫してマイクロ波により焼成する革新的なものだ。従来法と……
ゴムタイムス社 次世代エンジン部品に採用 帝人の炭素繊維中間材料 2021年6月2日 11時 帝人は6月1日、同社の炭素繊維「テナックス」を使用した中間材料が、日機装が開発する航空機向けの次世代エンジン用ナセルの部材として採用されたと発表した。 ナセルの部材は、エアバス社が進めている「Propulsion of Tomorrow」プロジェクトに採用が決まっており、2021年末までに試作……
ゴムタイムス社 米・コリンズ社の認定取得 帝人のCFRTP2材料 2020年10月15日 15時 帝人は10月13日、同社の炭素繊維「テナックス」を使用した中間材料が、世界有数の航空機向け構造材メーカーであるコリンズ・エアロスペース(コリンズ社)の材料認定を取得したと発表した。 認定を取得した炭素繊維中間材料は、熱可塑性複合材料織布「テナックスTPWF」と炭素繊維強化熱可塑性樹脂積層板「テナッ……
ゴムタイムス社 ニッタ 炭素繊維がラケットに採用 2017年8月8日 10時 ニッタは8月8日、独自のカーボンナノチューブ(CNT)分散技術と独自複合化技術「Namd(エヌアムド)」を用いた炭素繊維プリプレグ「Namdプリプレグ」が、ヨネックスの新バドミントンラケットに採用されたと発表した。 CNTは多くの研究機関や企業で研究開発が進められているが、ナノレベルの分散が困……
ゴムタイムス社 取材メモ フィルム産業に貢献する炭素繊維 2015年1月11日 12時 「炭素繊維の世界生産能力はPAN系が年間10万5000t、ピッチ系が同1410t程度、三菱レイヨンのPAN系は東レ、帝人に続き10%(約1万t)の世界3位。ピッチ系は三菱樹脂が71%(約1000t)のシェアを占め業界トップ」。炭素繊維事業の統合を発表した三菱レイヨンの山本巌常務執行役員。 そのピッチ系……