ゴムタイムス社 カーボンブラック特集 特集概要 19年は出荷量2・1%減 中長期での需要増に期待 2020年6月8日 8時 ◆2019年の出荷動向 カーボンブラック協会がまとめた2019年のカーボンブラック品種別実績によると、生産量は全体で58万911tで前年比2・8%減、出荷量は58万1795tで同2・1%減となった。 出荷量の内訳は、ゴム用ファーネスが54万7752tで同1・7%減、非ゴム用その他は3万4043tで同……
ゴムタイムス社 TPE特集概要 高い成長見込み各社増産 2020年3月2日 10時 加工温度では軟化して流動性を示し、使用温度では加硫ゴムに近い特性に戻る熱可塑性エラストマー(TPE)は、軽量で成形加工性や生産性、リサイクル性に優れ、良好な触感に寄与することから、塩ビや加硫ゴムの代替材料や、樹脂の添加剤・改質剤として、年々需要が広がっている。 TPEメーカー各社は、世界経済減……
ゴムタイムス社 TPE特集 特集概要 生産体制の増強相次ぐ 高機能付与で差別化図る 2019年9月24日 9時 加工温度では軟化して流動性を示し、使用温度では加硫ゴムに近い特性に戻る熱可塑性エラストマー(TPE)は、軽量で成形加工性や生産性、リサイクル性に優れることから、塩ビや加硫ゴムの代替材料や、ポリプロピレンなどの添加剤・改質剤として、年々需要が広がっている。 TPE各社は、米中貿易摩擦に伴う中国の……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 採算是正で価格改定相次ぐ S―SBRの需要拡大続く 2018年11月2日 10時 合成ゴムは、タイヤなどの自動車関連用途を中心に多様な分野で需要が旺盛で、生産・販売する各社とも、ニーズに応じ絶え間なく製品を供給することに尽力している。今回取材した主要メーカーのほぼ全社から「安定供給」という言葉が聞かれた。 安定供給に向け、採算是正のための製品価格の値上げと、生産能力の増強や……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 特集概要 タイヤ向け回復、工業用が牽引 特殊ゴムの販売競争激化 2017年10月13日 12時 合成ゴムの生産、出荷量が自動車タイヤ生産及び工業用ゴム製品の出荷増により年初から堅調な伸びを見せている。 合成ゴム工業会が先にまとめた1~6月(上期)の合成ゴム品種別生産実績によると、合成ゴム生産は2月以降、5カ月連続で前年同月実績を上回り、全体で79万6234t、前年同期比3・1%増となり、昨年……