ゴムタイムス社 21年CMB業界 新型コロナで先行き不透明感高まる 2021年1月25日 10時 日本ゴム精練工業会が集計した2019年アンケート調査によると、2019年のゴム練生産量は黒CMB11万6550t、色CMB1万9680tとなり合計13万6230tとなっている。生産量では、16年から3年連続で伸びていたが、米中貿易摩擦の影響などもあり4年ぶりに減少に転じた。 20年は引き続き米中貿易摩……
ゴムタイムス社 20年のCMB業界 米中貿易摩擦で減少傾向 2020年1月20日 8時 CMBの全国団体である日本ゴム精練工業会(JPMA)は昨年時点で、19年の総生産量を18年と同水準の約13万8000トンあるいは若干マイナスになると予想している。 要因としては、生産量は15年で底を打ち増加傾向に推移していたが、19年が明けてから、米中貿易摩擦などの影響で需要動向に歯止めがかかり、下半……
ゴムタイムス社 分野別に見る2020年の業界展望 外部環境は不透明感が漂う 2020年1月20日 6時 半導体需要の回復や米中通商交渉の「一時合意」など、明るい兆しが見え始める中でスタートした2020年。 一方、内閣府が発表した19年11月の景気動向指数は4ヵ月連続の「悪化」となり、景気は依然として後退局面にある。 中東情勢の緊迫化で、原油価格の動向も気がかりだ。 ゴム業界の外部環境に不透明感が漂……
ゴムタイムス社 CMB特集 特殊ゴム練・技術で差別化目指す 2018年4月20日 11時 カーボンマスターバッチ(CMB)は、ゴムポリマーにカーボンブラック、ゴム薬品(促進剤、補強材、充填剤、老化防止剤)などを混ぜたゴムコンパウンド。 主に自動車用ゴム部品を中心に、建築・土木製品などの工業用ゴム製品や半導体などにも使用される。 近年のCMB業界動向については、主力顧客先である自動車……
ゴムタイムス社 18年CMB業界 自動車関連向けが好調 2018年1月11日 16時 CMBの全国団体である日本ゴム精練工業会(JPMA)が発表している会員企業アンケートの調査結果によれば、16年のゴム練生産量は12万291tとなり、3年ぶりに減少傾向に歯止めがかかり、コンパウンド業界でも復調の兆しが見え始めた状況に見える。 その背景には、国内の自動車の生産台数が増加して堅調に推移……
ゴムタイムス社 【CMB特集】ゼオンポリミクス 佐屋新社長の下、改善を継続 2016年11月28日 6時 ゼオンポリミクス(ZPI)の上半期(4~9月)の生産は、ほぼ計画通りだった。8月は稼働日が少ないことから若干減少したものの、9月に盛り返した。 下半期の足元の生産は、輸出向けのスポット的な受注があったことで、計画を上回る水準で推移している。ただ、顧客の在庫調整などによって、下半期全体では計画通……
ゴムタイムス社 【企業特集】STEER JAPAN 画期的な二軸押出機を展開 2016年11月21日 9時 「STEER Engineering」(インド・バンガロール市、バブ・パドマナバンCEO)の日本法人として、2005年7月に発足した「STEER JAPAN」(東京都台東区、佐藤明彦CEO)は、卓越した機能を持つ超深溝タイプの同方向回転二軸押出機を国内外で展開している。 この押出機の最大の特徴は、スクリュー・エレメントの……
ゴムタイムス社 【CMB特集】三洋ゴム工業 精練・配合技術の強みで需要増狙う 2016年10月31日 9時 三洋ゴム工業(埼玉県川口市、君島丈彌社長)は、半世紀以上にわたり配合設計や精練技術を蓄積し、様々な分野においてゴム製品を提供している。 16年度12月期の上半期の需要動向について、前年と比較すると、生産量が良い月と悪い月のバラつきがあったものの、比較的堅調で前年並という結果となった。 足元の需要
ゴムタイムス社 【CMB特集】エラストミックス 生産体制の最適化を強化 2016年10月31日 9時 エラストミックス(三重県四日市市、阿部一至社長)の16年度上半期の動向について、自動車市場においては、国内需要の動きは横ばいだったものの、北米向け生産が堅調であったことから、販売数量も堅調に推移した。 一方、海外では、中国は経済が減速しているものの、同社の中国関連会社(天津、佛山、福州)の3工場……
ゴムタイムス社 【CMB特集】三福工業 第4工場でオレフィン系TPV本格生産 2016年10月31日 9時 フッ素ゴムおよび合成樹脂・エラストマーのコンパウンド事業、発泡体事業を展開する三福工業(栃木県佐野市、三井福太郎社長)。 17年3月期の上半期の動向を振り返ると、4~6月はフッ素ゴム、樹脂とも非常にいい動きだった。自動車関連の海外輸出品が好調だった他、一般産業機械向けも堅調に推移した。一方、7~……
ゴムタイムス社 JSR メキシコにCMBの新会社設立を決定 2016年10月11日 16時 JSRは10月11日、連結子会社のエラストミックスが、メキシコでカーボンマスターバッチ(CMB)の新会社設立を決定したと発表した。 新会社の名称は「エラストミックス・メキシコ(仮称)」。所在地はグアナファト州イラプアト市。代表者は未定。資本金額は514万US$。来年1月の設立、再来年の商業生産開始……
ゴムタイムス社 【CMB特集】カワイチ・テック HP刷新が新規顧客を開拓 2016年8月19日 14時 「練りの概念を超える」をキーワードに、カワイチ・テック(千葉県成田市、川口秀一社長)は、長年培ってきた配合設計、精練技術、配合技術を駆使し、顧客のニーズに合った最適な素材を提供している。 成田新工場に生産拠点を集約して以降、選択と集中を図り、高濃度チタンホワイトコンパウンド、高濃度カーボンブラ……
ゴムタイムス社 【CMB特集】テクノプレニードヒダ 選択と集中で精錬事業を強化 2016年5月23日 7時 テクノプレニードヒダ(岐阜県川辺町、肥田彰吾社長)の15年度(14年8月~15年7月)は、全体的には堅調に推移した。精錬事業では、2~3年前から試作を重ねてきた製品が量産にこぎ着け、販売増に寄与した。成形事業は、売上はおおむね横ばいだったものの、原材料安が製品価格の下げ圧力となり、利益面では振るわなか……
ゴムタイムス社 【CMB特集】シンコー グループの協力体制を強化 2016年5月23日 7時 シンコー(大阪府八尾市、金原良和社長)の15年度(12月期)の精練事業の需要動向は、例年9月から11月にかけて繁忙期となるところ、15年度にはその繁忙期がなかったため、売上は前年並みだが受注量は微減した。 受注の構成は、黒物及び色物の汎用ゴムコンパウンド、樹脂コンパウンド(黒)、フッ素ゴム・シリコーンゴ……
ゴムタイムス社 【CMB特集】寺崎ゴム工業 高い技術で特殊練りに注力 2016年5月23日 7時 寺崎ゴム工業(茨城県境町、寺﨑晃社長)は、ユーザーの様々なニーズに応え、各種色ゴム練りから小ロットのロール練りまで対応している。 製品としては、NR、NBR、SBR、CR、アクリルゴム、BRなどを原材料に、カスタムコンパウンドのA練り・B練り・分出し・リボン出し、さらには各種試験練り、色物練り……
ゴムタイムス社 【CMB特集】ノブカワ 中計で生産・効率性向上へ 2016年2月4日 15時 ㈱ノブカワ(東京都千代田区、野田明志社長)の15年度上半期CMB事業の動向は全体として厳しい環境下におかれ、生産量の落ち込み以上に売上、利益の減少が大きくトータルとして減収減益となった。 原材料費をはじめ、電力やデリバリーコストなどの高騰に見舞われ、その影響をカバーしきれなかったほか、大手
ゴムタイムス社 【CMB特集】ゼオンポリミクス QC活動が着実に向上 2016年1月15日 13時 ゼオンポリミクス(ZPI)の上半期(4~9月)の生産量は、予算比で5~6%減だった。 6~7月は需要が増加、8月は例年通り下がり、9月は好調だったが、例年なら受注が増えるはずの4月が悪かったことが響いた。下期も上期と同様な状況が続き、予算比5%減程度と見込んでいる。 このため、通期で
ゴムタイムス社 【CMB特集】ニチダイ 生産性向上へ設備投資 2016年1月15日 13時 カラーゴムコンパウンドのメーカーとして、常に時代に先駆した技術開発と品質向上に積極的に取り組むニチダイ(株)(東大阪市若江、谷端孝彦社長)。30年以上にわたって色物のゴム市場に特化した事業を展開、顧客の多種多様なニーズに応えている。 カラーゴムコンパウンドの需要
ゴムタイムス社 【CMB特集】竹原ゴム加工 ストレーナー新工場が竣工へ 2016年1月15日 13時 ハイテク技術を駆使し、ゴムの高性能化に挑む竹原ゴム加工(岐阜県中津川市、中島竜二社長)。前期(15年8月期)の売上高は、ほぼ横ばいの微減。原料安の影響を受けた他、既存アイテムの販売減少があった。一方、収益面では特殊品の増加、小分け計量やストレーナー処理などの増加が寄与して増益となった。 足元の需……
ゴムタイムス社 【CMB特集】カワイチ・テック 新生産体制が本格稼動 2015年4月26日 10時 精練業界の需要環境に対応して、生産体制の再構築が昨年10月に完了し本格稼働したカワイチ・テック(千葉県成田市、川口秀一社長)。 新生産体制のもと、成田工場では、チタンホワイトコンパウンド、高濃度カーボンブラックコンパウンド、高濃度チタンホワイトコンパウンド、熱硬化性樹脂コンパウンドなどの樹脂コン……
ゴムタイムス社 竹原ゴム加工 特殊品対応で国内に新工場 2015年4月6日 10時 竹原ゴム加工(岐阜県中津川市、中島竜二社長)はこのほど、国内で新工場を建設すると発表した。 国内の特殊なゴム練りの要請とストレーナー処理の要望が旺盛であることから今回の建設を決定した。 直近の需要動向においても、特殊向けシリコン、フッ素、アクリルゴムなどの需要は年々増加しているという。 新工場は……
ゴムタイムス社 CMB特集 今後のCMB業界に対する課題 2015年4月6日 10時 近年のCMB業界は、08年のリーマンショック、11年の東日本大地震を機に、主力顧客先である自動車部品メーカーは海外生産移管による材料の現地調達が加速し、加工部品メーカーも内製化を行うなど、CMB業界の需要構造が大きく変わり始めてきた。 その結果、CMB業界の大手および中堅メーカーが、ともに受注量の減……
ゴムタイムス社 【CMB特集】 特殊ゴム練で高品質製品に展開 2014年11月10日 12時 ゴムポリマーにカーボンブラック、ゴム薬品(促進剤、補強材、充填剤、老化防止剤)等を混ぜたゴムコンパウンドが、カーボンマスターバッチ(CMB)である。 主に自動車用ゴム部品や建築・土木製品などの工業用ゴム製品に使用される。 近年のCMB業界動向については、主力顧客先である自動車部品メーカーの海外……