ゴムタイムス社 TPE特集 旭化成 タフテックが医療中心に堅調 新しい開発テーマを開拓進める 2023年11月14日 17時 旭化成の環境ソリューション事業本部で取り扱う熱可塑性エラストマー(TPE)の用途は、医療用途、自動車、電子材料、食品包材、衛生材料、スポーツシューズのミッドソールなど多岐に渡る。 取り扱う製品群では、水添スチレン系エラストマー(SEBS)の「タフテック」「S.O.E.」を中心に、スチレン系エラ……
ゴムタイムス社 TPE特集日本ゼオン ホットメルト系粘着剤に注力 新規・既存も両輪で販売増へ 2023年10月24日 10時 日本ゼオンの強みは、C4・C5留分から様々な原料を抽出できる技術力があることだ。エラストマー素材事業の1つである化成品事業は、C5留分(GPI法)を活用した製品群を揃える。ラインアップとしては、C5留分により抽出されたイソプレンを主原料にしたポリスチレン・ポリイソプレン・ポリスチレン構造のブロ……
ゴムタイムス社 TPE特集クレイトンポリマージャパン 仏社サステナビリティで評価 最高ランク「プラチナ」を獲得 2022年1月18日 12時 クレイトンポリマージャパン(東京都港区、石井智憲取締役・統括ディレクター)はスチレンブロック共重合体(SBC)の世界的大手メーカーである米クレイトンコーポレーションの日本法人だ。現在、クレイトングループ全体の戦略では、イノベーションとサステナビリティのテーマを掲げ、実行している。 サステナビテ……
ゴムタイムス社 TPE特集リケンテクノス 自動車需要回復で販売が堅調 バイオマス「リケビオ」に注力 2022年1月6日 12時 リケンテクノスの上半期の売上高は過去最高を達成。4つのセグメントのうち、トランスポーテーションビジネスユニットの上半期を振り返ると、国内では自動車生産台数が回復傾向になっているのに伴い、同ユニットは計画+αで販売が好調だった。 半導体不足の影響を受ける以前(4~6月)まで好調に推移し、増収増益と……
ゴムタイムス社 TPE特集日本ゼオン 粘着剤用途関連が好調推移 SISの高付加価値化へ 2022年1月6日 12時 日本ゼオンの化成品事業は、スチレン系熱可塑性エラストマー(SIS)「クインタック」やC5石油樹脂「クイントン」など、C5留分から独自技術で各モノマーを抽出して行なう「C5総合利用」を代表する事業として、グローバルを中心に展開している。 上半期を振り返ると、国内の需要は堅調に推移し、19年の需要並……
ゴムタイムス社 TPE特集三菱ケミカル TPO需要好調さが続く CASE対応で軽量化目指す 2022年1月6日 12時 三菱ケミカルのパフォーマンスポリマーズセクター機能性樹脂ユニットが扱うTPEは、スチレン系、オレフィン系、ポリエステル系、塩ビ系、ポリウレタン系など幅広いタイプがある。 上半期の需要動向を振り返ると、「自動車需要は昨秋頃から急回復したものの、足元の自動車メーカーの減産計画を受けている。ただ、堅……
ゴムタイムス社 TPE特集 クラレ セプトンBIO―シリーズ注力 展示会でPRし販売促進へ 2021年12月13日 7時 クラレのエラストマー事業の21年を振り返ると、国内は医療・自動車・雑貨などの各分野で需要が回復し、好調だった。販売量では、ピークだった19年を上回り、過去最高となる見込み。世界的な物流の混乱や米国での寒波などのトラブルが続く中、顧客の需要を把握し安定供給に努めている状況だ。 地域別の動向には大きな……
ゴムタイムス社 TPE特集 旭化成 水添スチレン系さらに強化 粘接着用途等需要が高まる 2021年12月13日 7時 旭化成のパフォーマンスプロダクツ事業本部で取り扱う熱可塑性エラストマー(TPE)の用途は、医療用途、自動車、電子材料、食品包材、衛生材料、スポーツシューズのミッドソールなど多岐に渡る。 取り扱う製品では水添スチレン系エラストマー(SEBS)の「タフテック」「S.O.E.」を中心に、スチレン系エラ……
ゴムタイムス社 TPE特集 三井化学 ミラストマーが好調推移 前倒しで国内ライン増設 2021年12月13日 7時 三井化学の機能性コンパウンド事業部ミラストマーグループは熱可塑性エラストマーを自動車部品用途を中心に事業展開している。 現在注力する製品のうち、エアバッグカバー向けのTPO「TAシリーズ」、自動車内装の射出表皮向けTPS「SHシリーズ」、耐油性に優れた架橋TPV「Aシリーズ」などがある。 同事……
ゴムタイムス社 TPE特集 リケンテクノス オレフレックス等拡販進む 高機能化で海外展開を強化 2021年5月24日 8時 リケンテクノスのトランスポーテーションビジネスユニットが生産販売するTPEは、動的架橋型熱可塑性エラストマー(TPV)を中心に、配合加工技術をベースに開発したオレフィン系熱可塑性エラストマーの「オレフレックス」や柔軟性や加硫ゴムに近い圧縮永久歪み特性に優れたオレフィン系エラストマーの「アクティマ……
ゴムタイムス社 TPE特集 クラレ 「セプトン」好調続く 高付加価値製品などに注力 2021年5月24日 8時 クラレのエラストマー事業の20年度の需要動向によると、「昨年はコロナ禍で上半期は厳しい環境下だったが、下半期は需要が回復し伸長した」(イソプレンカンパニーエラストマー事業部・岸井史郎事業部長)。 地域別では、日本をはじめ、中国を含むアジア、欧州がコロナによる影響で受けたものの、米国は米中貿易摩擦……
ゴムタイムス社 TPE特集 旭化成 SBSがコロナ禍でも堅調 道路の改質剤用途に注力 2021年5月24日 8時 旭化成のパフォーマンスプロダクツ事業本部で取り扱う熱可塑性エラストマー(TPE)のうち、アスファルト道路の改質剤用途はSBSの注力用途のひとつになっている。同社はサスティナブルの観点で素材開発を進め、道路のアスファルトの長寿命化に貢献する可能性があるSBSグレードを開発し、現在販売に力を入れている。 ……
ゴムタイムス社 TPE特集 日本ゼオン 粘接着剤用途の需要が堅調 高機能分野へさらに展開 2021年5月24日 7時 日本ゼオンの化成品事業は、スチレン系熱可塑性エラストマー(SIS)「クインタック」やC5石油樹脂「クイントン」など、C5留分から独自技術で各モノマーを抽出して行なう「C5総合利用」を代表する事業として、グローバル展開している。 SISは粘接着剤のベースポリマー、紙おむつの伸縮材料などに使われ、……
ゴムタイムス社 TPE特集 三菱ケミカル TPU事業サンプル輸入開始 国内で提案力高め需要獲得へ 2021年5月24日 7時 三菱ケミカルのパフォーマンスポリマーズセクター機能性樹脂ユニットが扱うTPEは、エチレン系、オレフィン系、ポリエステル系、塩ビ系、ポリウレタン系など幅広いタイプを取り揃える。 オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)では、エアバッグカバー用エラストマー「サーモラン」とオレフィン系動的架橋エラ……
ゴムタイムス社 TPE特集三井化学 射出表皮向けのTPSが高評価 光透過性表皮注目集める 2020年12月5日 18時 三井化学(東京都港区、橋本修社長)の熱可塑性エラストマー「ミラストマー」事業の上半期は新型コロナウィルスの影響を受け、主要顧客である自動車生産台数が落ち込んだ結果、厳しい環境となった。 ただ、足元では上半期の後半から中国が急激に回復を見せ、国内も回復基調になっており、「その要因として、自動車需……
ゴムタイムス社 TPE特集三菱ケミカル TPV新グレードを開発 自動車や建材向けに展開 2020年12月5日 18時 三菱ケミカル(東京都千代田区、和賀昌之社長)のガスバリア樹脂や機能性樹脂を扱うパフォーマンスポリマーズ本部の拠点は、16ヵ国30拠点。同事業が扱うTPEは、基幹ブランドの「テファブロック」を中心に、架橋型の「トレックスプレーン」、エアバッグカバー用の「サーモラン」、医療用の「ゼラス」をラインアップす……
ゴムタイムス社 TPE特集クラレ 「ハイブラー」SVシリーズに注力 官能基変性タイプを開発 2020年12月5日 14時 クラレ(東京都千代田区、伊藤正明社長)のエラストマー事業の20年度上半期業績は、水素添加スチレン系エラストマー「セプトン」等が新型コロナウイルスの影響を受け、地域により強弱はあるものの全般的に苦戦を強いられた。 「米国は米中貿易摩擦の影響で自国製品を優先購入するなどの特殊要因があり、想定よりも健……
ゴムタイムス社 TPE特集旭化成 道路用アスファルト改質剤を開発 道路寿命の長期化に寄与 2020年12月5日 11時 旭化成(東京都千代田区、小堀秀毅社長)のパフォーマンスプロダクツ事業本部で取り扱う熱可塑性エラストマー(TPE)は、水添スチレン系エラストマー(SEBS)の「タフテック」「S.O.E.」と、スチレン系エラストマー(SBS)の「タフプレン」「アサプレンT」、スチレン系特殊透明樹脂 の「アサフレック……
ゴムタイムス社 三井化学 「ミラストマー」を能増 新製品群の量産技術確立へ 2020年3月16日 13時 三井化学(東京都港区、淡輪敏社長)の熱可塑性エラストマー「ミラストマー」事業は、今年度は自動車生産の減速が響き計画していた10%以上の成長は難しい状況だが、「3つの新製品のマーケティングが非常に成功した」(機能性コンパウンド事業部ミラストマーグループ・寺田豪グループリーダー)ことで、事業の構造改革……
ゴムタイムス社 クラレ 液状ゴムに新グレード 「セプトン」BIOが高評価 2020年3月16日 13時 クラレ(東京都千代田区、伊藤正明社長)のエラストマー事業は、昨年は世界経済悪化の影響を受け、水添スチレン系エラストマー「セプトン」等の販売が、好調だった一昨年に比べ数量ベースで10%ダウンした。利益面でもリーマンショック以来の不振となったが、昨年は「苦戦はしたが、いろいろな種が仕込めた」(イソプレ……
ゴムタイムス社 ディー アイシー コベストロポリマー 堺工場の生産能力増強 オールTPU製靴を開発 2020年3月16日 10時 国内生産の熱可塑性ポリウレタン(TPU)「パンデックス」を主体に、独コベストロ社のTPU「デスモパン」と「テキシン」を輸入販売するディー アイシー コベストロポリマー(以下DCP、東京都中央区、中西俊武社長)。同社は今年で創立20周年を迎え、これまで安定した高い品質を強みに日本のTPU市場をリード……
ゴムタイムス社 TPE特集概要 高い成長見込み各社増産 2020年3月2日 10時 加工温度では軟化して流動性を示し、使用温度では加硫ゴムに近い特性に戻る熱可塑性エラストマー(TPE)は、軽量で成形加工性や生産性、リサイクル性に優れ、良好な触感に寄与することから、塩ビや加硫ゴムの代替材料や、樹脂の添加剤・改質剤として、年々需要が広がっている。 TPEメーカー各社は、世界経済減……
ゴムタイムス社 三菱ケミカル 医療用TPUに参入 内装表皮材向け積極展開 2020年3月2日 7時 三菱ケミカル(東京都千代田区、和賀昌之社長)のTPEは、基幹ブランドの「テファブロック」を中心に、架橋型の「トレックスプレーン」、エアバッグカバー用の「サーモラン」、医療用の「ゼラス」をラインアップする。このさらなる拡充に向けて同社は、米国のアドバンソース・バイオマテリアルズ(ASB社)のTPU……
ゴムタイムス社 クレイトンポリマージャパン 高流動性SEBSに注力 顧客の競争力サポート 2020年3月2日 7時 スチレンブロック共重合体(SBC)のパイオニアである米クレイトンコーポレーションの日本法人、クレイトンポリマージャパン(東京都港区、中西信輔社長)。同社グループは、手術用手袋や避妊具などで採用が広がるIRとIRラテックスの「カリフレックス」事業を、韓国の建設会社である大林産業に5億6000万ドル……
ゴムタイムス社 三井化学 車内装の高級化に対応 TPSで光透過表皮材開発 2019年9月24日 10時 三井化学(東京都港区、淡輪敏社長)の熱可塑性エラストマー「ミラストマー」事業は、成長基調が続くものの、今年度上期は、中国を筆頭に世界的に自動車生産が低調なことで、対前年度比では大きな販売増は困難な状況だ。同社は「自動車生産の減少と同程度の販売減はやむを得ない」(機能性コンパウンド事業部ミラストマ……
ゴムタイムス社 クラレ 水添系新グレードを開発 「V&V」戦略を追求 2019年9月24日 10時 クラレ(東京都千代田区、伊藤正明社長)のエラストマー事業は、昨年、水素添加スチレン系エラストマー「セプトン」の販売が過去最高を達成したが、今年上期は中国経済の悪化の影響を受けて販売が足踏みし、計画を下回った。セプトンは、昨年まで雑貨用途を中心に中国で需要が高かっただけに、中国の影響が響いた。これ……
ゴムタイムス社 TPE特集 特集概要 生産体制の増強相次ぐ 高機能付与で差別化図る 2019年9月24日 9時 加工温度では軟化して流動性を示し、使用温度では加硫ゴムに近い特性に戻る熱可塑性エラストマー(TPE)は、軽量で成形加工性や生産性、リサイクル性に優れることから、塩ビや加硫ゴムの代替材料や、ポリプロピレンなどの添加剤・改質剤として、年々需要が広がっている。 TPE各社は、米中貿易摩擦に伴う中国の……
ゴムタイムス社 旭化成 高付加価値事業に注力 新中計で能力増強検討 2019年9月2日 9時 旭化成(東京都千代田区、小堀秀毅社長)の高機能ポリマー事業本部は、水添スチレン系エラストマー(SEBS等)「タフテック」「S.O.E.」と、スチレン系エラストマー(SBS)「タフプレン」「アサプレンT」の2つのカテゴリーでTPE事業を展開している。 今年度の第1四半期は、貿易摩擦や各国の市況低……
ゴムタイムス社 三菱ケミカル 日系で初のインド拠点 TPVの新グレード開発 2019年9月2日 9時 三菱ケミカル(東京都千代田区、和賀昌之社長)は、熱可塑性エラストマー用の製造設備をインドに新設し、今年度中に稼働を開始する計画だ。新設備は、ウェルセット・プラスト・エクストルージョン社の塩ビコンパウンド事業買収により獲得した拠点に導入するもので、「日系コンパウンドメーカーとして、初めてインドに進……
ゴムタイムス社 クレイトンポリマージャパン カリフレックス事業売却検討へ 水添ポリマー内需は堅調 2019年9月2日 9時 スチレンブロック共重合体(SBC)の世界的大手メーカーである米クレイトンコーポレーションの日本法人、クレイトンポリマージャパン(東京都港区、中西信輔社長)。米クレイトンコーポレーションの2019年第2四半期は、EBITDAが1億210万ドルで前年同期比3・4%減となった。ポリマー事業は、EBIT……
ゴムタイムス社 TPE特集 日本ミラクトラン 需要堅調で高稼働維持 独自技術で顧客ニーズに対応 2019年6月10日 13時 東ソーの100%子会社で熱可塑性ポリウレタン(TPU)を製造・販売する日本ミラクトラン。一昨年10月に東ソーからTPUの営業権を譲受し、「製販一体化でTPUに特化した体制となり、市場の変化や顧客の要望などに対してより迅速に対応できるようになった」(高橋志津夫営業部長)。 18年度を振り返ると、売り……
ゴムタイムス社 TPE特集 三井化学 米のTPV工場 10月に稼働 車内装、表皮材需要が拡大 2019年4月8日 16時 三井化学の熱可塑性エラストマー「ミラストマー」事業の19年3月期は、中国への輸出が秋口に一時減速した影響を受けたものの、前年度比で約10%の販売増を達成する見込みだ。 一昨年に旭化成のTPS事業を買収しスチレン系の架橋型製品を拡充したほか、TPVは日、中、独の3拠点に加え、北米で年産6000t規模……
ゴムタイムス社 TPE特集 ディーアイシーコベストロポリマー コベストロ出資比率拡大 TPU事業 内外で積極展開 2019年4月8日 12時 国内生産の熱可塑性ポリウレタン(TPU)「パンデックス」を主体に、独コベストロ社のTPU「デスモパン」と「テキシン」を輸入販売するディーアイシーコベストロポリマー。同社は、今年4月1日付で親会社のコベストロジャパンの出資比率が50%から80%に引き上げられることになり、今後は国内販売に加えて、輸出と……
ゴムタイムス社 TPE特集 クラレ セプトン販売は過去最高 ケーブルジェル需要拡大に期待 2019年4月8日 12時 クラレのエラストマー事業の18年12月期は、上期に過去最高の売上を記録したが、米中貿易摩擦の影響で中国での販売が減速し、「8月ごろ需要に変化の兆しが表れ、4Qに入って潮目が変わった」(イソプレンカンパニー・エラストマー事業部・井上淳副事業部長)ことから、通期では前年並みに留まった。利益面では、ブタジ……
ゴムタイムス社 TPE特集 三菱ケミカル 「テファブロック」基幹商品に タイ新工場で旺盛な需要に対応 2019年4月8日 11時 三菱ケミカルの熱可塑性エラストマーは、基幹ブランド「テファブロック」、「トレックスプレーン」、「サーモラン」、「ゼラス」など各製品とも順調に販売が伸び、各種用途で採用が増えている。 19年3月期は、後半に需要減速などの影響を受けたが、「通期で販売数量は悪くない」(機能性樹脂事業部ビジネス1・2グ……
ゴムタイムス社 TPE特集 特集概要 TPU出荷は3年連続で2万t超 2019年4月8日 10時 加工温度では軟化して流動性を示し、使用温度では加硫ゴムに近い特性に戻る熱可塑性エラストマー(TPE)は、軽量で成形加工性や生産性、リサイクル性に優れることから、塩ビや加硫ゴムの代替材料や、ポリプロピレンなどの添加剤・改質剤として、年々需要が広がっている。 TPEのうち、熱可塑性ポリウレタンエラ……
ゴムタイムス社 TPE特集 旭化成 自動車用分野を強化 「S.O.E.」の拡販進む 2018年8月31日 11時 旭化成は、アメリカの自動車内装材メーカーであるセージ・オートモーティブ・インテリアズの買収を決定、成長する自動車内装市場でのポジションを強化し、自動車分野向け事業の拡大実現を目指す。 同社は次期中計でマテリアル領域の重点分野の1つとして自動車分野向け事業の拡大を図っており、領域内横断で、自動車……
ゴムタイムス社 TPE特集 三井化学 ミラストマー6万t体制へ ラインアップ拡充で事業拡大 2018年8月31日 10時 三井化学の機能性コンパウンド事業部では、熱可塑性エラストマー「ミラストマー」のグローバルな需要拡大に対応するため、国内外で生産能力の増強を進め、2021年までに生産能力を6万tまで拡大する方針だ。 同事業部の18年度の需給動向は計画通りに推移し、上期は前年度比10%超の販売増となる見通しで、各製品……
ゴムタイムス社 TPE特集 三菱ケミカル アセアン、インドで事業拡大 タイの製造ラインナップ拡充 2018年8月31日 10時 三菱ケミカルはタイ子会社の三菱ケミカルパフォーマンスポリマーズタイランドで、本年1月からスチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)の製造を開始した。 同社の機能性樹脂事業部は熱可塑性エラストマー「テファブロック」を基幹ブランドに、オレフィン系・スチレン系・ポリエステル系の各種エラストマーをライン……
ゴムタイムス社 TPE特集 クレイトンポリマージャパン 需要拡大進む新SEBS 医療用グレードを追加 2018年8月31日 10時 米クレイトンコーポレーションの日本法人、クレイトンポリマージャパン(中西信輔社長)は、注力する水添ポリマーの差別化グレード「新規高流動性SEBS」に新たに1製品を追加し、医療用のフィルムやチューブ用途での展開を進める。 追加された新開発の「MD1646」は、低温で加工が可能なためポリ塩化ビニル……
ゴムタイムス社 TPE特集 クラレ 上期販売、過去最高を継続 「セプトン」「液状ゴム」で新プラント構想 2018年8月31日 10時 クラレは本年6月に、PTTグローバルケミカル社、住友商事との共同出資によりタイにおけるブタジエン誘導品の製造、販売を事業とする合弁会社を設立すると発表した。 合弁会社「クラレGCアドバンスト・マテリアルズ」は、タイのラヨン県マプタプットにある石油化学コンプレックス内のヘマラ・イースタン工業団地で……
ゴムタイムス社 TPE特集 特集概要 自動車用途で拡大進む熱可塑性エラストマー 海外工場の能増相次ぐ 流動、制… 2018年8月31日 10時 加工温度では軟化して流動性を示し、使用温度では加硫ゴムと類似の特性に戻る熱可塑性エラストマー(TPE)は、軽量で成形加工性に優れることから、ポリ塩化ビニル(PVC、塩ビ)などの代替材料や、ポリプロピレン(PP)などの添加剤・改質剤として、年々需要が広がっている。 このTPEの中でも最もポピュラ……
ゴムタイムス社 TPE特集 クレイトンポリマージャパン 射出成形技術「IMSS」を開発 自動車表皮材に「SEB… 2018年3月16日 18時 米クレイトンコーポレーションの日本法人、クレイトンポリマージャパン㈱(中西信輔社長)はこのほど水添ポリマーの差別化グレード「新規高流動性SEBS」採用の射出成形ソフトスキン新技術「IMSS」(Injection Molded Soft Skin)を米親会社が開発したと発表した。 米クレイトン社では同社の高流動SEBSベ……
ゴムタイムス社 TPE特集 ディーアイシーコベストロポリマー 「透湿グレード」で需要喚起 需要堅調で高い稼働 2018年3月15日 13時 ディーアイシーコベストロポリマー㈱は親会社のDIC社とコベストロ社との緊密な連携を強みにTPU市場の更なる拡大を図っている。 DIC社が従来から手がけていたパンデックス(PANDEXR)を主体に国内生産、ドイツで生産されるデスモパン(DesmopanR)と米国で生産されるテキシン(TexinR)を輸……
ゴムタイムス社 TPE特集 大日精化工業 TPU事業の基盤を強化 カスタマイズ製品中心に拡販 2018年3月15日 13時 彩りと機能性を持った素材を通して社会に貢献する大日精化工業(東京都中央区、高橋弘二社長)。ファインポリマー事業部は、TPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)成形材料「レザミンPシリーズ」を中心に、事業展開を図っている。 「レザミンPシリーズ」は、広い硬度範囲とゴムに似た諸特性を持ちながら、プ……
ゴムタイムス社 TPE特集 クラレ タイ工場建設 近く正式発表 「セプトン」販売 過去最高を更新 2018年3月15日 13時 クラレのイソプレンカンパニー・エラストマー事業部は、水添スチレン系エラストマー「セプトン」「ハイブラー」、TUポリマーの製品価格を3月1日出荷分からグローバルで0・25USドル/kgの値上げに踏み切った。ナフサなどの主要原材料市況は昨年晩秋から上昇を継続しており、対象製品のユーティリティを含む製……
ゴムタイムス社 TPE特集 日本ミラクトラン 製販一体で新スタート 多様化するニーズに技術力で対応 2018年3月15日 13時 東ソー(株)の100%子会社、日本ミラクトラン㈱は東ソーより熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)の営業権を2017年10月1日付けで譲受し、製販一体会社として新たなスタートを切った。 「基本的には東ソーのTPU製品も日本ミラクトランが販売する。製販一体化により、今まで以上に市場ニーズと環……
ゴムタイムス社 TPE特集 2017年のTPU出荷実績 押出成形品が好調に推移 2018年3月15日 13時 国内出荷が初の2万t越え 熱可塑性ポリウレタンエラストマー「TPU」の出荷実績が2年連続で2万tの大台を突破した。熱可塑性ポリウレタンエラストマー「TPU」は力学的性能、耐摩耗性、弾性回復性、耐油性、屈曲性等の諸特性に優れていることからゴムやプラスチックの代替材料として使用されており、射出成形、……
ゴムタイムス社 TPE特集 三井化学 TPOを世界7拠点で生産 ラインアップ拡充で事業拡大 2017年9月29日 15時 三井化学の機能性コンパウンド事業部ではオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPV)「ミラストマー®」のグローバルな需要拡大に対応するため、国内外で生産能力の増強を進める一方、新グレードとして新架橋システムを導入した「Aシリーズ」(TPV)はじめ、新たに非架橋のエアバッグカバーケース専用グレード「T……
ゴムタイムス社 TPE特集 住友化学 中国・大連に生産拠点 エアバッグ等の自動車部材が拡大 2017年9月29日 15時 住友化学の自動車材事業部では、オレフィン系熱可塑性エラストマー「エスポレックスTPEシリーズ」の中国での需要拡大に対応、このほど遼寧省大連市の同社ポリプロピレン(PP)コンパウンド拠点敷地内に熱可塑性エラストマー(TPE)の生産設備(年産5000~6000t)を導入、2019年の稼働を目指す。同社……