ゴムタイムス社 ニュースの焦点 インドでのゴム混練加工 2013年7月1日 10時 インドの自動車産業の進展をにらみ、自動車用タイヤ、自動車用ベルト、ホースの工場進出が相次いでいるが、ここへきて原料サイドの事業展開が活発化してきた。原料供給ではこれまで原料専門商社がインドに現地法人を設置し、販売拠点を設け対応してきた。インド国内で天然ゴムは生産できるが、合成ゴムはインド国内で生……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 3Dプリンタの現状と可能性 2013年6月24日 9時 3Dプリンタは製品開発のツールとして、最近では世界で急速に普及している。 先に開催された日本ものづくりワールド2013の「第24回 設計・製造ソリューション展」でも各企業が3Dプリンタを紹介し、3Dプリンタ関連のブースは大変な賑わいを見せていた。 この3Dプリンタの普及はゴム・樹脂の金型産業・成形……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 アジアの供給拠点となるジュロン島 2013年6月17日 9時 ランクセスはこの程、シンガポール・ジュロン島にブチルゴム製造プラントを稼働させた。 ジュロン島には、BASF、エクソンモービル、シェルなど約100社の化学メーカーが立地している。同島は、シンガポール南西部にある人工島。ジュロン工業団地の沖合いにあった島々を埋め立てによってつなげ、一つの島にしたも……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 免震構造物の海外普及に注力 2013年6月10日 9時 2011年の東日本大震災以降、免震建築物に対する関心が一挙に高まっている。最近では、もっとも甚大な被害が予期されているのが、首都直下型地震と南海トラフ沿いを震源域とするプレート間の巨大地震。日本免震構造協会が先ごろ発表した免震建築物の計画推移では、2011年12月の時点で国内で免震建築数は2984……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 TPE各社のグローバル展開加速 2013年6月3日 10時 熱可塑性エラストマー(TPE)のコンパウンドメーカー各社の海外事業展開が加速している。 TPEは架橋ゴム製品の製造過程での省エネルギーや環境対応の面から高く評価され、 リサイクル性及び充填材が少なく軽量化にも結びつき、更に成形加工等の取り扱いの容易さも併せて、 従来より架橋ゴムからの代替えが進んで……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 メガソーラーの建設相次ぐ 2013年5月27日 11時 ゴム関連企業の遊休地活用等によるメガソーラー発電所建設が相次いでいる。 バンドー化学のグループ会社、バンドー興産は、バンドー化学足利事業所(栃木県)で、足利市としては最大規模のメガソーラー発電所「バンドーエコムービング足利太陽光発電所」を建設するほか、オカモトは約7億円を投資して、群馬県太田市に……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 伝動ベルト3社 国内需要低迷響く 2013年5月21日 9時 伝動ベルト3社の2013年3月期連結決算が出揃った。三ツ星ベルトは増収ながら営業利益は前期比4億円強の減額となったが、原材料価格の高騰(2億2000万円)、アジア諸国の人件費増(2億円)が響いた。 国内は自動車用ベルトの新車組み込みライン用が、補助金終了後の落ち込みにより、前期並み。補修用ベルト……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 足取り重いゴム製品生産 2013年4月30日 9時 2012年のゴム製品生産は上期前半は国内自動車生産が、前年3月の東日本大震災による生産減から大幅な回復を示したが、9月以降はエコカー補助金の終了に伴い失速したことに加え、円高、欧州債務危機の長期化、新興国の成長鈍化、日中関係の悪化などの影響を受け、新ゴム量は141万5000トン、前年比96・2%と……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 経産省など中小企業の海外進出を支援 2013年4月15日 9時 ゴム企業の海外進出が加速しているが、中小企業にとっては企業体力の面から進出が難しく、決断に踏み切れない企業も多い。しかし、そうした中小企業にとっての支援策に注目が集まっている。 独立行政法人、中小企業基盤整備機構(中小機構)は、新事業開拓促進出資事業(ファンド出資事業)において、三井住友トラスト……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 改正高年齢者雇用安定法がスタート 2013年4月8日 9時 従業員が希望すれば65歳まで雇用することを企業に義務付ける、改正高年齢者雇用安定法が1日、施行された。厚生年金に加入する男性会社員の年金支給開始年齢が60歳から61歳に上げられることに伴う措置で、男性の支給開始年齢は今後、3年ごとに1歳ずつ引き上げられ、2025年には65歳になる。 厚生労働省によると、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 「高年齢者雇用安定法」施行へ 2013年3月18日 9時 希望者を対象とする65歳までの雇用継続を企業に義務付ける「改正高年齢者雇用安定法」が4月から施行される。現在は60歳定年が一般的で、シニア層の雇用継続の対応が今春闘の重要テーマにもなっており、企業の今後の対応に注目が集まっている。 この「改正高年齢者雇用安定法」は、厚生年金の支給開始年齢が2025年……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 環境規制と低燃費タイヤ 2013年3月12日 9時 「温室効果ガス排出削減に関するグローバル目標への貢献(CO2排出量50%以上削減)」を達成する取り組みの1つとしてブリヂストンが開発を進めていた低燃費タイヤの新カテゴリーである狭幅・大径サイズ「ラージ&ナローコンセプトタイヤ」がこのほど公表された。 車両の燃費向上を通じたCO2排出量の削減に貢献で……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤ4社株価高騰 今期も増収増益予想で 2013年2月26日 10時 タイヤ4社の2013年12月期連結業績予想が12年度に続き増収増益の好業績の見通しからタイヤ4社の株価が高騰した。 新興国、北米でのタイヤ販売増に加え、為替円安、原材料価格の低位安定により別表の通り営業利益ではブリヂストンが前年比34%増、住友ゴムが同5%増、横浜ゴムが同19%増、東洋ゴム(2012年度……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム商業界もグローバル化の時代 2013年2月4日 9時 メーカー、ゴム関連団体の新年賀詞交歓会が全国各地で開かれているが、東部ゴム商組、中部ゴム商組、西部ゴム商組の3大都市圏をカバーする卸商組の新年賀詞交歓会が開催された。 各地区理事長の年頭あいさつを紹介すると、メーカーだけにとどまらず、事業拡大のためには商業者のグローバル展開が不可避な時代に突入し……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム工業会初理事会 製造業を復活再生 2013年1月29日 12時 ニュースの焦点 ゴム工業会初理事会 製造業を復活再生 日本ゴム工業会の新年初理事会が1月25日、経団連会館で開催された。 新年初理事会での荒川会長、冨永相談役、菅原経済産業省製造産業局長のあいさつからも2013年のゴム産業の展望が見えてくる。 荒川詔四会長 年明けより日本経済は株式相場の回復の兆……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 オートサロンにアジアタイヤ勢の出展増加 2013年1月22日 9時 エアロパーツを装着してチューンアップを施したカスタマイズカーや、関連製品を展示するイベント「TOKYO AUTO SALON 2013 with NAPAC」が1月13日~15日の3日間、千葉・幕張メッセで開催された。 総出展者数は452社、展示車両は802台となり、史上最大規模の祭典となった。来場……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 経済成長の「巳年」への期待 2013年1月14日 9時 ゴム製品の最大の需要先である自動車産業。日本自動車工業会の発表によると12年度上期の4輪車国内生産は490万台を突破、上半期として平成22年度以来、2年ぶりにプラスとなった。 完成車メーカー側ではエコカー補助金制度終了に伴う新車販売の減少並びに欧州経済危機による中国市場を巻き込んだ世界規模での景気減……